窓口支援事例

登録商標の活用とブランド構築支援
商標 ブランド 契約・法務

神埼 やぐら寿司   

所在地 佐賀県神埼市
ホームページ URL http://www.shokokai.or.jp/41/4121010099/index.htm
設立年 1963年 業 種 宿泊・飲食業
従業員数 7人 資本金 -

企業概要

 当店は、田んぼの真ん中に建つ田舎の寿司店です。土地柄、仕入れの魚種などに恵まれず苦労する日も多いですが、一方で米・卵・椎茸・酢など、寿司屋を支える他の様々な食材には大変恵まれております。
 近隣のお客様は、魅惑のネーミング“佐賀の人妻プリン”の提供を行っている寿司店というイメージを持たれているようです。
 佐賀の人妻プリンとは、ひたむきに物づくりに励む、佐賀の人妻さん達の熱い情熱で作られているプリンで、「全国の地方新聞社厳選 お取り寄せサイト こんなのあるんだ 47CLUB」において、好評を博しました。

自社の強み

 同じ場所で50年以上「やぐら寿司」として寿司店を経営しており、地元の方からも愛されていると自負しています。寿司ネタやサイドメニューについては、素材の良さを生かすために、特に扱い方や加工方法には注意を払っています。また、後継者の目途も立っており、本業以外の新商品の開発に取り組む体制が整っています。
 日頃から、他県に誇れる地元地域の食材に興味があり、他業種の方と常にコミュニケーションをとり、いつでもコラボができる体制を整えています。また、中小企業支援センターや県内の公設試へ相談や試験・分析に行く事も多くなり、リスクを少なく様々な開発ができるようになりました。

一押し商品

 一押しの商品は「佐賀の人妻味くらべ(6個詰合せ)」です。これは、最高の牛乳と卵を使い、茶碗蒸しの技法を駆使したプリンです。一種類ずつ、こだわって開発いたしました。ラインナップは、定番となった「真由美のカスタード」・ほんのりアルコールが入った「真由美のラムレーズン」・カフェインレスコーヒー豆の微粉末とともに蒸しあげた「いづみのデカフェ」・嬉野茶の製法を利用した「よしえの抹茶」・希少柑橘のコンフィチュールでアレンジした「陽子のクレメンティン」の5種です。また、プリンに負けないこだわりの冷菓「人妻アイス(仮称)」を開発中です。

知財総合支援窓口活用のポイント

窓口活用のきっかけ

 同店は、佐賀県自治体特許流通アドバイザーとの間で、「寿司」の冷凍・解凍技術に関してのシーズ情報の調査が行われていました。また、寿司店内で提供する「茶碗蒸し」の技法をヒントにした「スイーツ」の開発も行われているとの事で、知財総合支援窓口を紹介され、特許等の情報調査とスイーツのネーミングについて相談に来られたのが、支援のきっかけとなりました。

最初の相談概要

 最初に作られたスイーツのプリンを店内で試験的に提供したところ好評であったため、「人妻プリン」での販売を計画され、できれば商標登録を行いたいとの相談でした。専門家(弁理士)を活用して、相談者と供に「人妻プリン」に関係する可能性のある他者の商標出願・登録を検索したところ、類似と思われるものが見い出せなかったため、出願することになりました。また、プリン以外の商材も想定しているとのことでしたので、弁理士の助言で「菓子」を指定し、「人妻」で出願を行い、登録に至りました(商標登録第5847610号)。

その後の相談概要

 「人妻プリン」は、試験的なネット販売においても、インパクトのあるネーミングに惹かれて購入される方が多く、商品的にも美味しいと評判となってリピーターも増え、口コミによって近隣では評判の「スイーツ」となったようです。商品バリエーションを広げる為に、県内の優れた食材の有効利用や加工等の相談を受けました。食品加工においては佐賀県工業技術センター等を紹介し、販売展開の為に商標・ブランド専門家を派遣しました。また、菓子の種類によっては製造委託が必要となることを想定して、弁護士を派遣し、事前の契約書作成について支援しました。

窓口を活用して変わったところ

 最初は単純に商標の出願相談でありましたが、現在は製品化・事業化の事前準備として、知財関係のケアを第一優先に計画されて実践されています。新商品の計画段階で公設試・弁理士・弁護士・ブランド専門家等を活用されています。また、商工会や地元のマスコミを利用してのPRを行われており、九州でのテレビのグルメ番組でも時折取り上げられているようです。

企業からのメッセージ

 個人事業主等が新商品の開発を行う際には、公的機関の活用が最善の方法だと思います。特に、ネット販売等を想定する場合、商標や著作権等の知的財産に関する不安がある方は、事前に、知財総合支援窓口に相談を行われることをお勧めします。また、知財総合支援窓口は、他の中小企業支援機関と連携を行っており、スピーディーなワンストップのサービスが期待できます。

窓口担当者から一言

 現在、拡販の為に生じる注意点等を、弁護士・ブランド専門家を活用して助言を行っています。現状では、ある程度の量を安定的に生産するために、協力事業所への製造委託等が必要となる事が想定されるので、製造物責任に関する内容や、品質管理面からの留意点等の説明を行っています。寿司店関連の事業との両立を願っています。 (塚島 誠一郎)

登録商標の活用とブランド構築支援(253.1 KB)

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掲載年月日:2017年8月24日

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