窓口支援事例
有限会社谷口紙業
商標ブランド

段ボールを活用したペット用商品のブランド戦略

企業情報

所在地
大分県別府市
ホームページ URL
https://hacokura.com/
設立年
1960年
業 種
製造業・卸売・小売
従業員数
7人
資本金
300万円

企業紹介

 当社は、1960年創業の包装資材の卸売業者です。観光都市である別府・大分を陰ながら支えております。2021年7月から新規事業として立ち上げたのが、段ボール素材を活かした自社ブランド「HACOKURA(ハコクラ)」です。第一弾としてリリースしたのが猫の爪とぎにもなるキャットハウス「にゃんボール」です。一枚一枚カットした強化段ボールを、手作業で貼り合わせた商品として仕上げています。

相談のきっかけ

 相談者が開発した段ボールを素材としたペット用商品の商品名(にゃんボール)について、知財保護を図りたいとの相談を受けました。商標制度についての説明や、商標出願についての支援が最初のご相談でした。

支援概要

 当初、予定した名称と類似のものが、ホームページ上などで使用されていることが判明しました。商標制度の説明を行い、商標の権利化の可能性などについてのアドバイス、名称の再検討、ブランディングを通じて、商標出願、登録に至る支援を行いました。(商標登録第6448864号)また、類似品などの防止対策として、専門家(井田弁護士)のアドバイスを受けながら支援を行いました。

支援成果

 商品名称(にゃんボール)につきましては、商標登録を行うことができ、ホームページ、チラシ等への掲載を行い、取得した商標を活用して、ブランド戦略を推進されています。商品も上市され、販売も好調で、ラインアップも充実して売上アップを目指されています。また、福岡デザインアワード2021にて、銀賞を受賞されるなど、業界の注目度も高くなっています。

企業コメント

 新商品の事業展開において、ブランド保護のための知的財産権は、重要な役割を果たすと痛感しました。「知財総合支援窓口」の支援により、知財面の保護を図ることができ、安心して販売できるようになりました。知財面のお悩みがありましたら、お気軽に「知財総合支援窓口」をご利用ください。

窓口担当者コメント

 同社は、新たな取り組みとして、新商品の開発に挑戦され、知財の必要性を認識され、積極的に窓口を活用されるようになりました。現在も、新たな商品開発を積極的にされており、知財の活用により、事業拡大の一助になるように支援を継続していきます。 (藤本 秀次)

段ボールを活用したペット用商品のブランド戦略(123.8 KB)

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掲載年月日:2022年10月21日

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