窓口支援事例
味工房すず
商標ブランド事業・経営

よろず支援拠点との連携による新たな惣菜事業のブランド化

企業情報

所在地
山形県山形市
ホームページ URL
https://ajikoubou-suzu.com/
設立年
2004年
業 種
宿泊・飲食業
従業員数
2人
資本金
-

企業紹介

 当店は、山形市にある創作料理店で、「普段づかいのおばんざい」から料亭の風味を感じる一品まで、丁寧な手作りの食事だけをお客様にお出しすることにこだわっております。ランチ、お弁当、宴会、各種イベント、ケータリング等、旬彩という「豊かな未来」を味わっていただきたいと考えており、2022年からは、新事業としてお惣菜販売を開始しました。

相談のきっかけ

 コロナ禍にあり店内飲食客が望めない中、売上をどう上げていくか模索している際に、日本政策金融公庫の相談会で山形県よろず支援拠点担当者と知り合い、相談する中で、INPIT山形県知財総合支援窓口を紹介いただき、ともに連携して支援することとなりました。

支援概要

 惣菜販売を新事業として開始するにあたり、ブランド専門家から事業コンセプト、目玉となる卵豆腐「すずたま」の商品内容、商品名、パッケージ、販売方法等の助言を受けながら検討しました。並行して、弁理士から商品名の商標出願手続きの助言を受けて、自身で出願書類を作成し出願しました。よろず支援拠点からは、SNSを活用したPR方法や補助金申請、パッケージ等について支援をしていただきました。

支援成果

 卵豆腐「すずたま」がファストトラック審査により商標登録されたほか、補助金により冷凍ショーケースなどを導入でき、事業に有効活用しています。
 また、事業の取組みが新聞に取り上げられ、新たな顧客と事業展開に繋がり、地産地消・健康志向な食の提供でファンを増やしています。新事業の惣菜と共にランチ客や弁当注文の増加等、相乗効果で売上を伸ばしております。

企業コメント

 この度はよろず支援拠点様を皮切りに山形県知財総合支援窓口様とのご縁を頂きましたことに心より感謝いたします。コロナ禍での売上激減からどのように立ち上がって良いかと心底悩んでおりました所からのスタートでしたが、良き方々との出逢いで、私と人と食の関わり方に大きな期待が持てる商品開発となりました。

窓口担当者コメント

 新事業/新商品開発の当初からよろず支援拠点、ブランド専門家、当窓口がチームとなって支援した事で、各々の得意分野を並行して支援でき、良い結果に繋がったと思います。相談者の熱意もあり、更なる発展が期待されるところです。 (渋江 尚子)

よろず支援拠点との連携による新たな惣菜事業のブランド化(109.0 KB)

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掲載年月日:2023年4月18日

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