【開催報告】技術情報保護とサイバーセキュリティのセミナーを開催しました！

経済安全保障セミナー「技術情報保護とサイバーセキュリティの最新動向～海外取引企業のための実践的アドバイス～」が開催されました。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

会場で受講された方以外にも、全国各地から多くの方がオンラインで参加していただき、サイバーセキュリティへの関心の高さがうかがえます。

第一部では、京都府警察本部の方が講師として3名登壇。京都府警察本部はサイバー犯罪に力を入れていることで知られています。

実際に現場で様々な事例を見ておられる方の講義は生々しく、誰もが被害者になりえることを痛感させられる内容でした。

標的型攻撃のデモンストレーションでは、攻撃者がどのように被害者側のパソコンを操っているかを実演。受講生の皆さんは、いとも簡単にパソコン内の情報を抜き取られていく様子を食い入るように見つめておられました。

第二部では、知財戦略エキスパートが登壇。

情報漏えいのリスク、契約にまつわるトラブルを具体的に浮き上がらせ、実際にどのように対処していくべきなのかを知財面からわかりやすく解説してくださいました。

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まさに「知らなかったでは済まされない」サイバーセキュリティへの理解が深まった、有意義な時間ではなかったでしょうか。

「もうすでにサイバーセキュリティのリスクをゼロにすることは不可能な時代である」という言葉が印象に残りました。リスクを適正範囲で受け入れ、いかに被害を軽減させるか・・・。許容できないリスクに対してどのような対策を取っていくのか、万が一被害が発生した時にどう対応するのか、改めて考えされるセミナーでした。