大盛況♪♪知財ビジネスシンポジウム2018が終了しました。
2018年02月14日
知財ビジネスシンポジウム2018
~事業性の高い知財活用ビジネスへの展開~
去る2月5日(月)、青森国際ホテル3階「孔雀の間」において「知財ビジネスシンポジウム2018」を開催し、県内企業ほか関係者約130名の皆様に御参加いただきました。
第1部は、
HEROZ株式会社リードエンジニア 山本一成氏による基調講演
テーマは”人工知能はどのようにして「名人」を超えたのか?”
山本氏は、現在、愛知学院大学特任准教授、東京大学先端科学技術研究センター客員研究員でありプロ棋士に初めて勝利した将棋プログラム「Ponanza」の開発者です。
「Ponanza」開発当初、アマチュア5段の山本氏は、簡単に人間よりも強い将棋プログラムが出来ると思っていたそうですが、かなりのハンデをつけても山本氏や他の人にも全く勝つことができなかったそうです。
その「Ponanza」がどのような方法で学習し、プロ棋士に勝利するまでになったのか?
また、これから様々な業界で進む人工知能革命や、AIが見据える未来と世界の流れなどについて御講演いただきました。
講演後は、知財活用支援プロデューサーの花松憲光氏をモデレーターに山本氏との意見交換や参加者との質疑応答が行われました。
第2部は、
知財活用ビジネス評価・強化事業成果報告~支援対象企業のプレゼンテーションと意見交換~
知財活用ビジネス評価・強化事業は、青森県発明協会が、県内企業における知的財産の普及啓発や活用促進を図るため、平成28年度から青森県の委託を受けて実施してきた事業です。
この事業では、知財活用支援プロデューサーの花松氏と、知財活用支援アドバイザーの西原広徳氏(西原国際特許事務所代表弁理士)にご協力いただき、公募のうえ選定した支援対象企業(6社)に対し、事業性の高い知財戦略の構築などについて支援を行いました。
◆◆◆◆◆ 支援対象企業 ◆◆◆◆◆
- 株式会社フォルテ(青森市)
- 株式会社サン・コンピュータ(八戸市)
- mizuiro株式会社(青森市)
- 伊勢屋金網工業株式会社八戸営業所(階上町)
- 株式会社むつ家電特機(むつ市)
- 株式会社コーア(弘前市)
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第一部に引き続いて花松氏がモデレーターとなり、支援対象企業から、取組内容、成果、今後の展開などのプレゼンテーションをしていただきました。
また、西原氏から、各支援対象企業に対して行った知財経営評価の結果を御紹介いただき、県内企業が、各支援対象企業の取組をモデルとして、今後の業務や経営に活かせるための助言をいただきました。