FM三重(78.9MHz)ラジオ番組「ゲツモク!」スタジオ収録風景【1/13】
2025年01月14日
▼パーソナリティー
FM三重アナウンサー 代田 和也(しろた かずや)氏
▼出演者
◆株式会社マツザキ
代表取締役 松崎 将司(まつざき まさし)様
◆三重県産業支援センター
技術支援課 知財総合支援窓口 相談対応者 杉山 早実(すぎやま はやみ)
写真(左から:杉山、マツザキ代表取締役 松崎様)
写真(左から:杉山、マツザキ代表取締役 松崎様、FM三重アナウンサー 代田様)
◆株式会社 マツザキ
「再生可能エネルギー施設の建設を通して、地域エネルギーの地産地消に取り組んでいます!」
再生可能エネルギーの地産地消を目指し、2013年、小水力発電事業に進出。2019年には関連会社「みえ里山エネルギー株式会社」を発足し、最大出力190kWの『馬野川(ばのがわ)水力発電所』を建設しました。水源から発電機までの導水路は起伏のある山間部を経由するため、登り斜面や、水路を塞ぐ落ち葉などに対する技術課題がありましたが、業界では非常識と思われた「サイフォン方式」を採用し、同社独自の排気技術で問題を解決。後に、水力発電における導水路の排気技術(水封式通気管構造とメンテナンス技術)として、特許を取得しました。
INPIT三重県知財総合支援窓口では、小水力発電装置の試運転に成功したという新聞記事を拝見して同社を訪問、「今回、独自開発した排気技術は特許発明になるのではないか」とご提案させていただきました。特許戦略の重要性を再認識していただき、先行技術調査をはじめ、特許出願に向けた一連のご支援をさせていただきました。今後も、松崎社長の慧眼と豊かな発想に応えるかたちで、ご相談に乗らせていただきたいと考えています。