FM三重(78.9MHz)ラジオ番組「ゲツモク!」スタジオ収録風景【12/9】
2024年12月12日
▼パーソナリティー
FM三重アナウンサー 代田 和也(しろた かずや) 氏
▼出演者
◆有限会社 魚作商店
専務(三代目) 竹内 誠一(たけうち せいいち)様
◆三重県産業支援センター
技術支援課 知財総合支援窓口 相談対応者 伊藤 光弘(いとう みつひろ)
写真(左から:伊藤、魚作商店 専務 竹内様)
写真(左から:伊藤、魚作商店 専務 竹内様、FM三重アナウンサー 代田様)
◆有限会社 魚作商店
「熊野の地が生んだ伝統の“丸干し製法”で、風味豊かな美味しい干物を作り続けます!」
熊野の干物の特徴は「丸干し製法」です。丸干しは、素材に切り口を入れない分、旨味が外に逃げ出さないため、素材の味を丸ごと味わえます。一方、開いた塩味の干物を作る際は、熊野灘の海洋深層水(尾鷲海洋深層水)を使用し、天日塩で塩分調整して仕上げます。魚作商店では、この塩味の干物で減塩しても旨味がしっかりと味わえる干物を開発し、特許を取得しました。通常は、塩分を少なくすると素材の味わいが引き立たず、物足りなさがあるのですが、同商店の製法では、熊野市しか取れない香酸柑橘である「新姫」(にいひめ)を使用することで、塩分量を減らしても旨味が味わえる干物となっています。
INPIT三重県知財総合支援窓口では、専務(三代目)の竹内さんの熱い思いを受けて、特許出願時の「先行技術調査」のサポートや、特許出願に係わる書類作成のお手伝いをさせていただきました。特許庁の審査においては、権利化したい部分がすべて認められ、そのまま登録となりました。今後も、特許の活用方法や新製法の開発等で伴走支援させていただきたいと考えています。