窓口支援事例
オプティカルフィールドシステム株式会社
商標ブランド海外展開

オリジナルメガネを海外へ

企業情報

所在地
福井県鯖江市下新庄町119-9
ホームページ URL
http://www.e-ofs.com
設立年
1985年
業 種
眼鏡フレーム企画製造販売
従業員数
8人
資本金
1,000万円

企業概要

当社は、メガネのオリジナルブランド「PaS a PaS」・「G4」を作っている会社です。オプティカルフィールドシステムのメガネは、メイドインジャパン・メイドイン鯖江にこだわっています。メガネを掛ける事で表情が明るくなるカラー、気持ちまでも高揚させるディテール、掛けて頂く人のお顔にジャストフィットさせる為に調整可能な構造を追求し、メガネ作りをしております。

自社の強み

当社は、企画デザインから製造、メガネ小売店への販売までを手掛けております。その為、小売店様から消費者の方のご意見がダイレクトに返ってきます。そのご意見を基に問題点・良かった点を考慮し次回の商品作りに生かしています。試作品作りも自社で行っているため、試行錯誤を繰り返しデザインだけに走ったモノづくりではなく、サイズバランスや調整もし易く使い勝手が良いと評価を得ています。当社の製造は、メガネ産地特有の分業制をとっており各分野で高度な技術を持ったエキスパートの下請け業者で、それぞれ部品出し・加工・組立・二次加工をすることで、鯖江での最新の高品質なメガネフレームが出来てきます。

一押し商品

◎「PaS a PaS」 商標登録第4609778号
  大人の女性をターゲットにしたフレーム
コスメティックアイウエアをテーマに お化粧の手法を応用し、カラフルなカラーのメガネを掛けることで より若々しく より美しく見えるフレームを提案しています。
◎「G4」 商標登録第4813070号
  大人の男性をターゲットにしたフレーム
4つのGood (Good design、Good quality、Good price、Good feeling)を基準に、ディテールにまでこだわり、ベーシックなカラーから欧風車をイメージする鮮やかなカラーのものまで、男心をくすぐる様なメガネフレームを提案しています。

知財総合支援窓口活用の概要(記:窓口担当者)

窓口活用のきっかけ

同社は、自社商品の海外展開のため、海外での商標権を獲得してブランド化を図るための方策を求め、福井商工会議所に相談を行ったところ、知財総合支援窓口を紹介され、窓口にお越しになられました。

最初の相談概要

海外への国際出願制度の説明や特許電子図書館・海外サイトでの検索指導、海外展開支援制度紹介(海外知財PD制度、ジェトロ制度、福井県の支援制度等)、海外ビジネスでの展示会での留意資料(展示会の落とし穴:近経局版)提供等を行いました。
国際出願について更なるアドバイスを得たいとのことであったので、海外におけるブランド戦略・商標権取得については、専門家活用が良いと判断し、弁理士派遣を計画しました。

その後の相談概要

同社は、弁理士専門家派遣による商標の国際出願指導や各種情報提供等の支援の中で、商標の権利化について習熟を図られました。そして、現有する登録商標権を考慮した新たな標章を考えられ、弁理士事務所との主体的で適切な話し合いの結果、海外への新たな商標出願がなされました。

窓口を活用して変わったところ

同社は、知的財産権に関する知識が乏しく、弁理士事務所等との打ち合わせ時、消極的な対応でありました。幾度かの窓口支援により多くの知見を得られたことで、経営に占める知財の位置づけが明確になり、自信を持った対応ができるようになりました。


企業からのメッセージ

知財総合支援窓口を活用することで、多くのアドバイスや有用な資料提供を得ることができ、これまで権利化対応時の判断が「他人任せ」でしたが、適切な自社判断ができるようになりました。
中小企業のみなさん、相談無料で秘密厳守の知財総合支援窓口を活用し、知的財産権活用経営を推進しましょう。

窓口担当者から一言

支援を重ねることで、自社商品の優位性を保護する手段として、知的財産権獲得の意義を理解され、積極的な対応を行われるようになりました。
今後、更なる知財の活用で、他社との差別化を実現し企業競争力を高め、業容拡大を図られることを期待いたします。 (河村 光)

オリジナルメガネを海外へ(468.8 KB)

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掲載年月日:2014年12月 4日

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