当社は、アルミ無垢材より削り出しによるマシニング加工で1つ1つパーツを製作しております。設計、製作加工、組立、梱包発送まで1人で行っております。
組み立てた完成品は日本をはじめ、海外へネット販売しております。
規格にないカスタム台車も、オーナー様のイメージに合わせて出来る限りの表現で製作しております。
商品は1/14スケールでの製作です。「アルミ製模型」のコンセプトはタミヤ製1/14RCトラクターシリーズで牽引できるよう、また様々なギミックに出来る限り対応できるようにアイテムを組み込んだりも行っております。
商品は低床台車やハーレーダビットソン用各種アクセサリーなど現在意匠出願中の製品も販売予定となっております。質の高い製品を世界の皆様にご満足いただけるよう精進しております。
同社は、アルミ製加工品の製造販売を行っている個人事業主です。
14分の1のスケールで製作されたアルミ製模型をインターネットで販売を行っていましたが、同社のブランド名やデザインされた製品の権利保護について、窓口に相談に来られたのがきっかけです。
同社のホームページで使用している名前と事業主である相談者氏名を英語表記で表した商標名を登録したい希望があり、また商品それぞれの意匠の権利も取得したいという希望がありました。経費節減のため、自分で権利取得できるよう指導してほしいという相談でした。
意匠・商標出願それぞれ電子出願の指導を窓口で行いました。意匠出願後の補正手続き、商標の拒絶理由通知書に対応する手続きの支援を窓口で行いました。
商標の拒絶理由通知対応として他人の承諾書が必要となったため、承諾書の記載方法や特許庁への意見書についての対応策について知財専門家(弁理士)の助言も受けながら、細やかな指導を窓口で行いました。その結果、商標は登録となりました。商標・意匠ともに、海外での販売予定であるためカナダ・アメリカにも出願されることになっており、引き続き海外出願支援についても支援中です。
同社は相談者自身が知財に取り組む姿勢が前向きであり、出願の書類についても特許庁ホームページの意匠手続のガイドラインの内容を熟読されています。
出願時の図面では修正点が必要と思われる箇所も少しありましたが、窓口を利用して頂いいた結果、出願時に注意する点や記載する内容について理解していただきました。
日々の業務に追われながらでの書類や図面作成で、自分で出願できるか大変不安ではありましたが、窓口担当者の方の手厚いサポートのお陰で本当によい勉強をさせていただきました。知財は小さな企業が同業他社に対抗する唯一の手段として、また知財を取得することにより自社の製品に誇りや自信を持って事業展開できるものと確信していますので、皆様も是非ご活用いただければ幸いです。
北九州窓口で電子出願の意匠と商標を支援いたしましたが、意匠の図面の取り込みや商標の意見書など、大変面倒な申請書類にも関わらず頑張って相談者が対応され申請・登録となり本当に支援の甲斐があったと思います。今後も支援していきたいと思います。 (花田 好子)
商標・意匠権利化の支援(264.8 KB)
掲載年月日:2015年1月28日