窓口支援事例
株式会社 HEAVEN Japan
特許商標海外展開

海外事業展開における知財戦略と知財契約の支援

企業情報

所在地
大阪府河内長野市木戸一丁目6番40号
ホームページ URL
https://heaven-jp.co.jp/
設立年
2011年
業 種
下着製造小売
従業員数
73人
資本金
1,000万円

企業概要

 女性下着の商品開発から、製造・販売・梱包・アフターサービスまでを一貫して行っているD2Cカンパニーです。一人ひとりに寄り添った提案を受けられる「試着体感サロン」も展開しています。
年齢や体形・体質、ライフスタイルに合った心地いい下着「適正下着」というコンセプトをもとに、ユーザーの願いや悩みの解決、着け心地に徹底的にこだわった商品開発とサービスの展開を行なっています。
下着を通じて世界中の人々に喜びと感動と笑顔をお届けしています。
「下着を売ること」がゴールではなく、さらにその先を見据えた商品・サービス作りを目指しています。

自社の強み

 様々な体形のお悩みに特化した機能、着用時のシルエット、心地いいフィット感にこだわり、何度も試作・試着を繰り返し、満足していただけるような効果が実感できた商品だけをお届けしています。
また、15年以上の培った技術とノウハウを活かし、サロンはもちろん電話やチャットでもカウンセリングを行い、お客さま一人ひとりに寄り添い、適正な下着を提案をするサービスを展開しています。
社内DXチームのエンジニアがデジタル技術を活用し、テック企業へ成長するための取り組みも進めています。

一押し商品

 当社の商品は全て機能性下着となっており、お客様それぞれのお悩みや理想やライフスタイルに合わせて商品をご提案しております。
商品名も特徴的で商品の機能が伝わりやすいように「脇肉キャッチャー」「タニマドンナ」「夜寄るブラ」など「わかりやすい・覚えやすい・イメージしやすい」ということを意識して商品名を考えております。

知財総合支援窓口活用の概要(記:窓口担当者)

窓口活用のきっかけ

 女性用下着の新しいビジネスモデルを韓国などで事業展開したい、また、今後、中国、台湾、シンガポールなどASEAN諸国に海外展開したいので支援してほしいとの要望が、知財総合支援窓口にありました。

最初の相談概要

 同社は、早急に、韓国でWEBサイトを立ち上げて、下着を販売したいと考えていましたので、INPIT海外知的財産プロデューサーを派遣し、海外展開での知財戦略、韓国企業との販売代理店契約、WEBサイト契約について支援しました。

その後の相談概要

(1) 商標専門家(弁理士)を派遣し、商品名:「脇肉キャッチャー」等の商標出願について支援しました。また、会社名の商標の権利化について支援しました。
(2) 商標専門家(弁理士)を派遣して、国際商標出願戦略について支援しました。
(3) 特許専門家(弁理士)を派遣して、他社の日本特許や韓国特許への対応方法について支援しました。
(4) 現在、マドリッドプロトコル国際商標の自社出願と、その外国出願費の助成、及び、中国への事業展開について支援しています。

窓口を活用して変わったところ

 同社は、社長以下、若い女性が下着開発と平行して、知財権利化に一生懸命に取り組まれています。知財総合支援窓口の活用を通して、知的財産の取組みを、より強化され、知財権利化、国際出願も含めて自社でできるだけ対応されています。また、自社の商標と類似する商標をインターネットで調査し、他社による類似商標使用を監視することもされています。


企業からのメッセージ

 知財総合支援窓口では、中小企業等の皆様が経営の中で抱えるアイデア段階から、事業展開まで知的財産に関する悩みや課題について、ワンストップで解決して頂けます。
海外知的財産プロデューサーや、商標などの専門家を派遣して頂けますので、世界に事業展開するときの、知財問題についてはやく解決できます。

窓口担当者から一言

「女性のキレイ」をサポートするため、若い女性が明るく、活発に活躍されています。知財を勉強され、国際出願を自社でされ、自社の商標の希釈化防止にも取り組まれております。今後、海外に事業展開をされますので、引き続き支援を致します。 (大野 健造)

海外事業展開における知財戦略と知財契約の支援(1.1 MB)

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掲載年月日:2015年8月 3日

更新年月日:2023年8月28日

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