窓口支援事例
QITANO株式会社
特許意匠商標

O脚矯正器具の開発・知財取得・事業化支援

企業情報

所在地
香川県三豊市豊中町比地大1961番地1
ホームページ URL
https://qitano.com/
設立年
2014年
業 種
整体業
従業員数
2人
資本金
100万円

企業概要

当社は、平成19年4月に整体院「きたの均整院」を開業しました。オスモティックセラピーというオリジナル手技を用いて、お客様の体のバランスを整え、痛みを緩和します。お客様の体に対する悩みも時代の変化につれて、変わってきました。最近では、肩こり腰痛といった疼痛症状に限らず、O脚矯正、骨盤矯正、猫背矯正など容姿に関する矯正需要が若年齢層において増加しています。そこでお客様からの要望を取り入れ、「骨盤矯正」「O脚」を改善させる器具の開発に取り組み、商品化を目指すことを決意し、商品の開発・販売を目的とし、平成25年9月に株式会社オスモティックジャパンを設立しました。

自社の強み

既存の整体・リラクゼーション事業から、整体師ならではの知識と発想で顧客のニーズを活かしたユニークな商品作りができます。その商品開発第一弾が、骨盤O脚矯正器具「LEGOOL」(レグール)です。誰もが初めて体感する世界初のエクササイズ器具を開発することができました。知的財産権(特許{特願2014-212146}・意匠{1525725号,1525726号,1526395号}・商標{5756444号})の取得に努め、模倣品・類似品への防止対策を行っています。

一押し商品

1日たったの3分で、骨盤を引き締め、美脚バランスを叶えます。LEGOOL(レグール)に乗って脚を「開く」、「閉じる」を繰り返すだけで、ねじれた脚の歪みを解消します!O脚で悩む方にもおすすめです。香川大学との共同研究も実施し、世界初の特許技術で女性のスタイルアップを実現します!女性をターゲットとする商品のため、女性らしい流線型の形状で、色は白とピンクを基調とし、女性の部屋に置いてあっても可愛らしいデザインに仕上がっています。

知財総合支援窓口活用の概要(記:窓口担当者)

窓口活用のきっかけ

同社はLEGOOLを発案して、同社なりに類似商品・先行技術の有無を調べてみましたが、より専門的に調査する必要があると思い、三豊市と香川県発明協会で月2回開催していた知財・技術相談会で、類似商品・先行技術の調査方法等について相談をしたのがきっかけです。

最初の相談概要

同社からLEGOOLの商品概要を説明していただき、類似商品・先行技術の調査方法の支援をしました。知財総合支援窓口から知的財産権の説明や重要性をアドバイスしたことが、同社の商品化・事業化を決断するきっかけとなりました。

その後の相談概要

その後同社から、意匠や商標、特許などについて出願の相談を受け、拒絶理由通知を受け取った際は、意見書の書き方についてアドバイスしました。また特許取得やものづくりに関する補助金制度の案内や、弁理士の紹介をするなど、スムーズに知財取得ができる支援をしました。開発段階においても、香川大学工学部、香川産業技術センターや工業デザイナーを紹介するなど、同社の共同研究が円滑になる様に支援しました。

窓口を活用して変わったところ

同社に取って、ものづくりは、初めて行う事業だったため、知的財産権について、全く知識がない状況でした。しかし知財総合支援窓口を活用することで知的財産権の必要性・重要性を知ると共に、効果的な知財の取得を行うことができました。


企業からのメッセージ

知財総合支援窓口を活用したことで一番感じたことは、たった一人の個人事業からでも、ものづくり事業を実現することが可能であるということです。そこには、知財総合支援窓口を通して共同開発者(企業・大学)と繋がる機会を作って頂けた事だと思います。本当に感謝しております。知財に関することをはじめ、企業と企業の架け橋となる知財総合支援窓口を利用されることをお勧めします。

窓口担当者から一言

大学や公的機関との共同研究、国内特許・意匠・商標の出願及び権利化の支援、専門家(弁理士、デザイナー)による支援、中小企業向け補助事業を活用して試作品製作~商品化に至るまでの支援を行ない、現在も事業化・販路開拓等の支援を継続中です。本O脚矯正器具が普及することを祈念しております。 (黒田 茂)

O脚矯正器具の開発・知財取得・事業化支援(536.9 KB)

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掲載年月日:2015年9月 1日

更新年月日:2022年8月16日

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