窓口支援事例
有限会社アジャスト
特許商標

義歯磨き器具の開発

企業情報

所在地
鹿児島県鹿児島市西田二丁目18番16号
ホームページ URL
http://kg-adjust.jp/
設立年
1994年
業 種
医療・福祉
従業員数
21人
資本金
300万円

企業概要

有限会社アジャストは、歯科技工、義歯加工を行うとともに歯科業界・介護業界と人材をリンクする会社です。
 歯科技工部    確かな技術と信頼で歯科医院をサポートします。
 デンタルスクール 歯科業界で働くための、歯科助手養成講座、歯科医療事務講座を開催しています。
 ヘルパースクール 介護研修を通じ、介護職に就くための介護職員基礎研修を行っています。

※プロバスケットボールチーム「レノヴァ鹿児島」
(2016秋JBL2西地区参戦)後援会事務局として応援しています。

自社の強み

当社は、1994年より、歯科技工、歯科用機械器具等の製造・販売および、ヘルパースクール・デンタルスクールの運営業務を進めてきております。2006年4月より、介護"予防"の観点から、口腔清掃の自立支援等の介護予防サービスが実施されることとなり、これまでの当社の高度な技術を駆使して、これに特化した、入れ歯清掃器具の開発企画を始め、新事業における商品展開を進めております。
今後とも、従来の歯科技工にとどまらず、お客様に喜んでいただける商品作りに努めてまいります。

一押し商品

義歯磨き器具
商品名”アジャスト・デンチャー・ブラシ"(仮称) 
特に、義歯の高齢者における口腔清掃の自立に寄与、介護者における口腔ケアの負担軽減を重視して、製品開発しました。

特徴: 従来の清掃用歯ブラシと比較して、時間短縮、利便性、磨残し部の低減など、効率化を実現しました。
今後、更に、皆様に効率よく、使いやすくするため、改良・改善を進めてまいります。

知財総合支援窓口活用の概要(記:窓口担当者)

窓口活用のきっかけ

同社は、歯科技工で長年培った優れた技術を生かし、義歯をお使いいただいているお客様それぞれにフィットした製品を提供しています。更に長く、清潔感を持って、お使いいただくために義歯掃除機器の開発を検討されています。皆様にご安心していただくために、特許・商標を取得すべく知財総合支援窓口を活用されました。

最初の相談概要

同社は、新商品開発の初期の段階で、当知財総合支援窓口の活用を始められ、商品発売の時期を設定して、そこに向けてのスケジュールを立案して、相談支援を開始しました。
新商品開発への設備投資等については、中小機構(中小企業基盤整備機構)の助成金を活用するため、関係書類準備中でした。

その後の相談概要

特許、商標の取得、及び新商品開発のための技術開発、また、中小機構助成金獲得のためのプレゼン準備等、一貫したスケジュールを検討して、 一ケ月単位で、進捗確認を行いながら遂行しました。
技術開発においては、鹿児島県工業技術センターと共同開発で進め、設計図面作成・実験評価の結果も得ました。現在、特許出願中の状況です。

窓口を活用して変わったところ

当初は、特許取得を目的とされて相談に来られましたが、同時に新商品発売の時期が決定して新商品発売前の特許出願が優先される事項となり、新商品開発と同時に特許出願に向けてのスケジュールを立案、それに伴う共同開発等を進めました。新商品開発企画の段階から、知的財産権という付加価値を持たせ、最終的には、売上・販路の拡大の目的達成を目指していきます。


企業からのメッセージ

お客様のニーズに答えるべく、新商品開発に着手して、"アジャスト・デンチャー・ブラシ(仮称)"の製品化の目途を立てることができました。開発着手の段階から、知財についても、その重要性・必要性を認識して、特許出願、商標出願の準備を進めてきました。知財窓口担当も、よく内容を理解しており、また、弁理士等専門家も親身に対応していただきました。

窓口担当者から一言

新商品開発の企画の段階から、当窓口を活用されて、知財権利取得の準備を同時に進められました。商品化の段階では出願済という理想的な状況を得ることで事業展開を効率よく遂行されています。初期段階から弁理士等の専門家と相談を重ねて、製品のブラッシュアップに努められ、付加価値の高い新商品になっています。 (吉山 公孝)

義歯磨き器具の開発(159.6 KB)

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掲載年月日:2016年5月16日

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