窓口支援事例
きみ屋化粧品  
営業秘密・ノウハウ契約・法務

素肌クリームの開発・商品化支援

企業情報

所在地
香川県高松市
ホームページ URL
http://kimi-ya-cosme.jp
設立年
2016年
業 種
卸・小売業
従業員数
2人
資本金
-

企業概要

 当社は平成28年11月に<きみ屋化粧品>を創業いたしました。
 創業者は肌が弱く、ファンデーションを使用できなかったため、県内企業と連携し、ファンデーションを使用できない・使用したくない、といった素肌で過ごしたい方のための新しいアイテム化粧品を企画・開発・販売をしています。自社開発した商品は、ホームページでの販売、卸売に対応しています。 

自社の強み

 当社が開発した化粧品は、香川初の化粧品として発売をしました。製造も地元の製薬企業に委託し、商品パッケージも地元のデザイン事務所に依頼をして製作しました。
 今後も、他にはない独自の化粧品の企画・販売を目指しています。

一押し商品

 『きみつや素肌クリーム』・『きみつやカバークリーム』
 植物由来成分を原料としているので、肌に優しく、保湿効果も高い化粧用クリームです。幹細胞エキスを配合しているのでハリのある美肌や、肌の色素沈着を防ぐことができます。また加水分解コラーゲン・大豆種子エキス・オリーブ油・ビタミンE等も配合しているので、保湿効果、潤いの持続、美肌効果も期待できます。
 店舗名は「きみ屋化粧品」(商願2016-103856)、ブランド名は「きみつやR」として商標を取得(商標登録第5941274号)し、ネット販売を開始しました。

知財総合支援窓口活用の概要(記:窓口担当者)

窓口活用のきっかけ

 同社で、独自に開発した化粧品について、知財保護を行いたい旨をかがわ産業支援財団のコーディネーターに相談したところ、香川県知財総合支援窓口を紹介されたのがきっかけになりました。

最初の相談概要

 同社では、最初は炭酸パックの商品化や特許取得を検討していました。先行技術調査の方法を指導したところ、炭酸パックに関する特許は多数見つかりました。同一企業から多数出願されており、当該企業は権利行使に積極的な企業であることが判明しました。本商品の特許取得及び商品化は難しいことを説明し、相談者は新たな化粧品を開発することにしました。

その後の相談概要

 植物由来成分を原料とした素肌クリーム・カバークリームを開発したので知財保護を行いたい、との相談を受けました。従来から用いられている原料のみから作るものであるため、配合比を変えただけでは、特許は難しいことを説明し、レシピ等は営業秘密として取得することを勧めました。また、本製品を製造委託したいとのことで、営業秘密契約、製造委託契約についてアドバイスしました。

窓口を活用して変わったところ

 同社は、知的財産についての知識が不足していましたが、知財総合支援窓口を活用することで、色々な権利について学び、契約の大切さを理解することができました。
 会社を経営していく上で、何が必要なのか学び、常に知的財産を意識するとともに、自社でも出願や契約に関する書類の作成ができるように勉強されました。


企業からのメッセージ

 知財総合支援窓口に出会えたことで会社も自分も変われました。難しそう、面倒だと思うことも親切・丁寧な窓口担当者により見事解決できる場所です。困ったこと、難しい問題は是非、知財総合支援窓口にご相談ください。創業前から指導して頂き、無事創業できたのも窓口担当者のおかげです。感謝の気持ちでいっぱいです。

窓口担当者から一言

 営業秘密や製造委託の契約や商標の出願から登録まで、相談者を支援しました。本商品は、アトピーに悩んでいた相談者が色々な素材を配合し、自らの肌でテストを繰り返しながら、試行錯誤のすえに完成しました。同じ悩みを抱えている人、肌の衰えが気になる人のための高品質クリームを是非、一度お試し下さい。 (黒田 茂)

素肌クリームの開発・商品化支援(228.8 KB)

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掲載年月日:2017年6月14日

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