窓口支援事例
ブリリアントアソシエイツ株式会社
商標デザイン

商標出願とそのブランド構築のための支援

企業情報

所在地
鳥取県鳥取市
ホームページ URL
http://www.ba-tottori.com/
設立年
2004年
業 種
宿泊・飲食業
従業員数
22人
資本金
300万円

企業概要

 当社は、鳥取発信の地域ブランドの創出を「食と健康」の両面から目指し、鳥取県産の食材を使った料理の提供を行うとともに、「ピンク華麗」「ピンク醤油」といったユニークなオリジナル商品の提案等を通じて、新しい鳥取のブランドコンセプトを発信し、地域活性化と顧客ニーズに対応したサービスを開発していくことを目指しています。

自社の強み

 「華貴婦人」のブランドで、ピンク色をしたレトルトカレー「ピンク華麗」や、ピンク色をした醤油「ピンク醤油」等、ピンクにこだわった食品を開発し、販売を行っています。ピンク色の素は、耕作放棄地等を活用して栽培した鳥取県産のビーツを使用し、安心・安全な食品を提供することで、鳥取発の地域ブランドとして全国へ情報発信するとともに、地域農業の活性化にも繋がっています。当社は、このような活動が認められ、「第11回ニッポン新事業創出大賞最優秀賞経済産業大臣賞及び地方創生賞」、「第24回中国地域ニュービジネス大賞優秀賞」、「第2回日本ネット経済新聞賞」等、多くの賞を受賞しています。

一押し商品

 ピンク色のカレー「ピンク華麗」、ピンク色の醤油「ピンク醤油」等、ピンク色が想像できない食品を提供しています。これらの商品は、多くの新聞、雑誌に掲載されるとともに、インターネット等でも大きな話題となっています。また、国内だけでなく、海外からも料理の色彩を華やかにする食品として注目されています。見た目のインパクトだけでなく、味にはこだわって開発しましたので、大変おいしと好評です。カレー、醤油、マヨネーズ、山葵等、これからもあっと驚くピンク色の食品を開発していきます。ご期待下さい。

知財総合支援窓口活用の概要(記:窓口担当者)

窓口活用のきっかけ

 ピンク色のレトルトカレーを主力商品の一つとし、そのブランドを弁理士に依頼して商標登録を行っていました。今後、ピンク色の食品のラインナップを増やしていく予定であり、その商品を保護できるよう、都度、自社で商標出願ができるよう指導して欲しいとの相談を受けました。

最初の相談概要

 「現時点で登録済みの商標があるが、この登録商標で販売検討中の商品がカバーされているか、また、されていない場合はどのような手続を行えばカバーされるか」との相談でしたので、商標権取得の必要性・商標制度概要(登録要件など)・商標調査の必要性とその方法・商標登録願の記載方法・登録までの手続きの流れ等、説明を行いました。

その後の相談概要

 支援の結果、自社で商標調査や出願手続を行うことが可能となりました。また、同社商品の類似品等が出回り、改めて当窓口に相談があったことから、弁護士を活用しその対応について支援を行うとともに、類似品にシェアを奪われないためにも自社ブランド力向上の必要性を感じた同社に対し、ブランド力向上の取組みとして、デザイン専門家を活用しての販売店舗のデザイン検討支援等を行いました。

窓口を活用して変わったところ

 同社は、当窓口を利用する以前から商標登録を行う等、知財に関する意識が高い企業でした。近年、同社の商品は独創性に優れるとして注目を集め、同社商品の類似品等も出回るようになり、他社との差別化のために特許出願や自社ブランド力の向上等、知財を活用しての自社商品保護の必要性を充分に認識されるようになりました。


企業からのメッセージ

 注目を集める商品は、類似品が出てきます。その際に自社商品を保護するためにも知財を活用することが重要です。また、お客様に当社製品を購入していただくための動機付けとして、ブランド力の向上も重要です。大切な商品を守るためには知財のフル活用が欠かせません。知財に関する課題が少しでもあれば、知財総合支援窓口にご相談されることをおすすめします。

窓口担当者から一言

 同社は、独創性に富んだ商品開発をされており、今後、どのような商品が販売されるのか楽しみです。更に海外展開も検討されており、引き続き専門家や支援機関等と連携して支援していきたいと思います。 (澤田 宏二)

商標出願とそのブランド構築のための支援(195.2 KB)

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掲載年月日:2017年6月20日

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