当社は、剝がれない塗装・繊細な印刷という、業界をリードする技術を通じて品質・納期はもちろん、お客様の信頼と期待に応え、満足して頂くことにこだわります。
特に、UVインクジェット印刷、シルクスクリーン印刷、パッド印刷から各種焼付塗装、レーザー加工の分野まで、お客様のニーズに合った製品を提供しております。
当社では、特殊印刷に強みを持っています。印刷時に紫外線を照射してインクジェトを瞬間に硬化させる技術において、従来不可能と言われていた金属板への印刷は特許技術を取得することにより様々な素材へ印刷することが可能となり、今までできなかったモノへの印刷を実現することで、業界をリードする技術を通じて社会に貢献するという理念を実践しております。
当社は、幅広い経験に基づいて印刷技術全般にわたって顧客対応できるという実績をベースに最適な印刷方法を提案することができます。コロナ禍、ホームページ記載の当社技術内容を閲覧してお問い合わせから委託生産をお受けするケースも増え当社を選んで頂けるメリットと考えております。
現在は、JR東日本様の上野駅公園口改札内に設置されている上野恩寵公園案内図、牛込門・牛込駅周辺の変遷の案内図、飯田橋駅西口の史跡案内図など、当社の特許技術が採用されて設置された製品に力を注いでいます。
同社は日用品の金属版にインクジェットで模様を印刷し、基材の上に強固に付着させる方法を開発し、当初栃木県よろず支援拠点を訪れて、その後、知的財産として権利化の可能性を検討する相談に訪れました。
開発技術に対する新規性・進歩性について先行技術の調査手法を理解していただき、本技術に関する関連会社の特許等の権利関係、契約関係が重要であることを分かっていただきました。
担当者より他社の特許技術の調査について相談を受けて、会社名や特許分類による調査方法を理解していただきました。また、シリコン表面へのインクジェット印刷が可能なプリンターメーカーの調査について、J-PlatPatやWIPOによる検索方法についてアドバイスしました。
経営者は知財意識を強く持たれているので、秘密保持締結契約前やサンプルを出す前には必ず権利関係を意識されるようになりました。特許出願することで事業や技術を整理できるとの認識もあります。さらに、経営者として継続的に事業を発展させるため、知財権を含め広くバランスを持った事業運営を強く意識されています。
ホームページのリニューアルにおいても、特許技術に裏付けされた剥がれないデジタルカラー塗装印刷により業界をリードして社会に貢献したいという想いが溢れているようです。
現在どのような状況にあるのかをできるだけ具体的に示すこと、どのような方向に向かいたいかを明確に示すことが、窓口から有益な情報やアドバイスを受けるポイントと考えます。窓口では幅広い分野の専門家を紹介されているので、知財を切り口にして事業を守り、攻めの事業を構築することができると思います。
現在の主力業務で大きなシェアを持っておられ、次の柱を強く意識して事業を継続しています。既存業務を活かしながら次のステージへ向かって研究開発を進めており、経営者の知財権を活用した事業展開に向けて今後も支援を続けていきたいと思います。 (樋田 治三)
デジタル印刷を含む特殊印刷技術(1.2 MB)
掲載年月日:2017年8月23日
更新年月日:2022年7月29日