窓口支援事例

株式会社リハートテック
特許 意匠 商標

新商品開発における知的財産権取得活動

企業情報

所在地 和歌山県和歌山市
ホームページ URL http://rehearttek.com/
設立年 2017年 業 種 製造業
従業員数 3人 資本金 10万円

企業概要

 当社は、平成28年度わかやま中小企業元気ファンド助成事業に応募し、助成金交付決定をいただきました。事業内容は、誤嚥性肺炎が増えている中、飲み込みに関する筋肉を鍛えることで、できるだけ自分の口で食べ、健康に長生きすることを目的とした水分摂取のための吸い口、並びにその容器の開発です。平成29年には株式会社化し、製造、販売とも他事業者にお願いし、同年2月のクラウドファンディングを経て、平成30年4月頃からの販売を予定しております。
 当社代表は30年の歯科医師としての治療、後半10年の山間部の口腔ケア、特別養護老人ホーム開設してからの5年、それらの経験の全てから、喉頭蓋訓練具が必要であるとの認識に至っておりました。

自社の強み

 職場である特別養護老人ホームで、誤嚥性肺炎に苦しむ方々を近くで観ていたことが、この商品(喉頭蓋訓練具)を開発したいと考えた理由です。
 また、歯科医として、嚥下の仕組みである舌や咽頭、喉頭蓋の開け閉めの筋肉の動きを理解していること、これらの筋肉は日常から食後のお茶を喉頭蓋訓練具にいれて飲むことで鍛え続けることができると発見できたことが強みだと思っています。
 超高齢社会を迎えた今、医療費を抑え自力で食べる期間が長くなることを願っています。

一押し商品

 ご高齢者が誤嚥性肺炎による苦しみをあじわうこと無く、幸せのままご自分の口で食物を咀嚼しながら栄養補給して日々を過ごして頂く、そのことを願って開発した商品「タン練くん」(商標登録第6007733号、意匠第1579721号、特許出願中)が当社の一押し商品です。
 和歌山県を始めとする多くの支援機関の力を借りて開発に鋭意努力した喉頭蓋訓練具の社会的意義は大きく、時代の要請に応えるものと考えております。

知財総合支援窓口活用の概要(記:窓口担当者)

窓口活用のきっかけ

 和歌山県工業技術センターから紹介を受けて、窓口を訪問されました。行いたい技術開発を説明される姿が印象的で、静かな語り口の中にも熱意を宿しておられる印象を受けました。どうすれば開発できるか、産業財産権の取得を如何に事業に活かすかについて、全て手探りから始める状態であって、1つ1つ乗り越えながら進んで来られました。開発への熱意が無くては進めるはずの無かった道のりだったと感じました。

最初の相談概要

 特許出願したいのだが、何から始めたら良いのか、という相談を受けたことが最初であったと思います。ここでは、想定される技術アイデアを拝聴しながら、出願には書面手続きが必要不可欠であって現物提供等で権利を得ることができないことをご説明しました。まずは近い技術が先に出願されていないかを調査することをお勧め致しました。

その後の相談概要

 知的財産権の取得に関しては、製品開発の進みの中で順次相談対応させて頂きました。特許出願、意匠登録、商標登録等を支援する中で、中小企業庁ものづくり補助金、医療器申請、口腔リハビリテーション学会への論文掲載等含めてご相談を頂きました。窓口担当者として、出願等の相談だけではなく幅広い内容の相談を受ける中で、事業の全容といいますか、事業の方向性を共有することができ、それが支援を継続するうえで非常に役立ったことを憶えております。経産省主催「ジャパンヘルスケアビジネスコンテスト2020」で優秀賞、セカンドキャリア賞を受賞されたことなど活発に動かれていることを、窓口が現在もお聞かせ頂けている状況を有難く感じている次第です。。

窓口を活用して変わったところ

 全て手探り状態から始められたといっても過言ではありませんが、特許出願、意匠登録出願、商標登録出願ともに、きちんと対応して来られました。まったく余裕など無かったと言うのが事実かと思います。しかしながら、この経験は次に続く商品開発にも活かされるものと期待しております。斬新な商品を検討されたところで権利取得をタイミング良く考えて頂く、その必要性を十分にご理解戴けた支援となったと考えております。


企業からのメッセージ

 自身のアイデアを製品の形とするには、あまりにも多くの事柄に向かう必要があります。その活動の中で伴走者の如く、助言を戴けた総合支援窓口と巡り会って良かったと思います。事業創出、新商品開発を考える人は総合支援窓口の活用を考えるべきかと思います。

窓口担当者から一言

 窓口相談が製品開発につながって行く様を、担当者として見せて頂けたことに感謝しております。当初は想定されている内容を手探りで理解していく状況にありましたが、重ねた支援が成果として結実されたと考えております。今は強みも十分に把握しております。介護現場からの商品開発に特化し、継続成長頂ければと切に願っております。  (湯川 正晃)

新商品開発における知的財産権取得活動(429.7 KB)

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掲載年月日:2018年3月19日

更新年月日:2020年10月12日

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