窓口支援事例
株式会社桜珈琲
商標ブランド事業・経営

究極のおもてなしを実現したカフェ"桜珈琲"

企業情報

所在地
大阪府堺市
ホームページ URL
http://www.sakura-coffee.jp/
設立年
2000年
業 種
宿泊・飲食業
従業員数
500人
資本金
2250万円

企業概要

 堺市を中心とした南大阪エリアにおいて、中庭に「桜」を配置した、郊外型の和モダンカフェ「桜珈琲」(商標登録第5053911号)を展開しています。その他、焼菓子や生ケーキの製造拠点を設け、ギフト商品を中心とした菓子販売店舗「菓子工房 桜」と日常のおやつから特別な日のギフトまでをお届けする「桜チョコレート」、より上質な珈琲を提供するため、生豆の選別から焙煎を一括して行う「焙煎工房桜」、焼きたてのパンがずらりと並ぶ「桜ベーカリー」を運営しております。
また、社内教育制度(座学)を充実させ、知識と技術だけではなく、「お客様に“喜び”と“感動”を届けたい。」
スタッフがその気持ちを共有し、心からの「おもてなし」で日常に安らぎをお届けしています。
 お客様が桜珈琲を選ぶ理由を私たちは探し続けています。

自社の強み

 “カフェ”という名のもとに必要なものすべて、珈琲・焼き菓子は自社製造、パン・スウィーツは店内製造しています。全てを手作りにこだわることにより、新鮮で作りたてを提供できます。また、幅広い年齢層に喜ばれるひと手間かけたメニューづくりは、お客様に感動を伝えることができます。
 桜珈琲の目指す接客サービスは、決まり事の中から行うだけでなく、気持ちから生み出されるおもてなしです。桜珈琲で出会う人と人とのつながりを大切に、「桜」とともに年輪を重ね誰からも愛されるカフェ。「もう一度訪れたい」と思ってもらえるお店、それが「桜珈琲」です。

一押し商品

【桜モーニング】14時まで提供するモーニングは全8種類。なかでも、桜珈琲店内で毎朝焼き上げる2種類の食パンとサラダなどがセットになった桜モーニングは大人気です。
【桜ブレンド】焙煎工房 桜オリジナルブレンド。桜の花を思わせる華やかさと、花の蜜のような甘く長い余韻をお楽しみ下さい。
【桜ばうむ】(商標登録第5797585号)一層一層、丁寧に職人技が光るバウムクーヘン。“年輪“を重ねるという意味で縁起がよく、引き菓子や内祝として最適。
【さくら食パン】毎日食べられるシンプルで飽きのこない食パンを目指しました。
【ボンボンショコラ】桜チョコレートショコラティエが心を込め一粒の美味しさにこだわった、豊かな素材と彩をお愉しみ下さい。

知財総合支援窓口活用の概要(記:窓口担当者)

窓口活用のきっかけ

 2014年秋に、社名の商標登録の相談があったのがきっかけでした。桜を含む商標並びに登録商標が多数ある中で、他社と混同されないようにするためにはどのように商標登録出願していけば良いか、さらに、ブランド強化のためにはどのような商標が良いか等の相談を受けました。

最初の相談概要

 初めのころは、商品ができるたびに商標登録出願を行っておりましが、もっと商品のブランドを強化するためには、個々の商品名より、既に役務として商標登録していた「桜珈琲」を前面に出した商品展開を行うことをアドバイスし、ブランド展開の観点から商標に精通した専門家(弁理士)とともに支援を行っていきました。

その後の相談概要

 毎年店舗を増やし事業が拡大する中で、社長の思いが各店舗の店員まで行き届いているのかとの不安を感じていることが、相談が進む中で判りました。そこで、地域に根差した情熱と愛情あふれた「桜珈琲」ブランドを強化するため、専門家(中小企業診断士)とともに、同社の強みの「見える化」を図り、各部門間で自社の強みとともに同社社長の思いを再認識していただきました。

窓口を活用して変わったところ

 社名及び商品ブランドの権利化や、ブランド強化のための支援を長年行う中で、従業員のみなさまの「桜珈琲」に対する思いをひしひしと感じ取れました。また、知的資産の活用に向けたブランド戦略支援を行い、各部門間のそれぞれの思いが「見える化」できたことにより、より一層各店舗へのブランド強化につながったと思います。


企業からのメッセージ

 最初の相談のきっかけは、商標登録出願等の手続き方法についてでした。相談を行う中で、当社のことを理解して下さり、知財全般の課題を顕在化させてくれました。必要に応じ、それぞれの分野の専門家からアドバイスを受け、当社の強み(知的資産)を再認識することができました。とても親身になってアドバイスをいただけるので、ご相談されることをおすすめします。

窓口担当者から一言

 知的財産の取得だけで満足されている方や、また、取得しても活用方法やその価値を見いだせない方も多数おられると思いますが、窓口では権利取得にとどまらず、相談企業のみなさまの経営課題を少しでも解決できるよう知財を通した支援を行って参ります。どうぞ窓口をご活用ください。 (大澤 真一)

究極のおもてなしを実現したカフェ"桜珈琲"(1.2 MB)

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掲載年月日:2018年6月19日

更新年月日:2023年6月19日

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