当社は建具屋から創業し、その後こだわりのある木の家、ログハウスの建築から、店舗内装工事、リフォームを行ってきました。特にログハウスは30年の実績があり、「ログハウス・オブ・ザ・イヤー」を数多く受賞。自然素材を活かしたものづくりにこだわっています。現在は、これまでの事業に加え、木製のユニットハウスとトレーラーハウスの製造/販売、宿泊施設の提供を新たな事業の柱とするべく取り組んでいます。
当社は、設計事務所登録をしており、また原木の買い付け、製材、乾燥、加工、施工、家具製作までのすべてを、社員である熟練した職人が行っています。これが最大の強みです。
また、大型角材のプレカットから製品組み立てまで可能な、広い自社工場を保有しています。この為、他社にない骨太の木の家やティンバーフレームの建物、オーダーメイドの家具や建具まで、お客様のニーズに合わせた製品を提供することが可能です。
「車としての登録可能な amagear のニューモデル!」
「amagear タイニーハウス」のニューモデルである、トレー ラータイプの「amagear トレーラー」がデビューしました。 ナンバー付きタイプの車としても登録可能なため、自由にどこへでも移動できます。住まいや別荘だけでなく、移動カフェやショップ、サテライトオフィス、グランピングなど、都心でも地方でも様々な利用が可能です。
また、使い方に応じたカスタマイズもできます。不動産ではなく動産としての amagear の可能性は無限大です。ワクワク、楽しみ方はあなた次第です!
同社が発売された木製ユニットハウスの商標登録出願について、河津町商工会を通じてご相談いただ きました。
「新規に開発/発売した木製ユニットハウスは非常に好評であり、想定外のニーズでの問い合わせも増 えている。そこでこれをチャンスと捉え、事業を拡大するべく静岡県の経営革新計画の承認も受けた。 ついては商品名を商標登録し、ブランド化を目指したい。」というのが、同社の最初のご相談内容でした。
しかしながら、同社が商標登録出願を希望されていた商品名は、他社権利に抵触している可能性があるものでした。そこで、商標制度についてご理解いただくと共に、専門家(弁理士)による支援を実施しました。
同社が新たな事業を計画されたので、先行する商標との関係や同社の今後の方向性も踏まえながら、ネーミングやブランド戦略についてのアドバイスを行いました。
今回の取り組みで、商標の重要性をご認識いただけました。併せて、ネーミングの考え方やブランド 戦略の取り組みについてご理解いただきました。同社のものづくりに対するこだわり、思い入れは非常 に強く、その思いをストレートに表現できるネーミング選定には悩まれましたが、最終的に、商品群に合わせた2件の商標登録出願をされ、登録査定となりました。
早速、ホームページを修正する等の対策にも取り組んでいただきましたので、今後は安心してブランド構築、事業拡大に取り組んでいただけるものと思います。
支援していただいた結果、新商品を販売/製造するにあたってブランディング等の戦略を整理することができ、とても助かりました。
同社の製品は随所にこだわりが感じられ、夢や遊び心をくすぐる魅力に溢れています。だからこそ、想定外のニーズも広がっている訳です。これからも、こだわりの製品開発に注力いただくと共に、知財権を事業拡大の武器として活用いただくことを期待しております。
(中村 宏之)
商標出願とブランド戦略構築支援(315.0 KB)
掲載年月日:2018年7月 2日
更新年月日:2024年2月19日