企業情報
| 所在地 | 京都府木津川市 |
|---|---|
| ホームページ URL | https://skipclap.shop-pro.jp/ |
| 設立年 | 2018年 |
| 業 種 | 医療・福祉 |
| 従業員数 | 1人 |
| 資本金 | 500万円 |
企業概要
昨今、少子高齢化といわれ、子供の数が減っています。そんな中、何かしらの援助が必要な子供たちが増えています。我が家のT君もその一人。CFC症候群という世界に150人しかいないと言われる難病を抱え、全介助が必要な重度心身障害児です。赤ちゃんのうちはよかったのですが、体が大きくなり、まず直面したのがサイズ95以上のつなぎの肌着や前開きのものは皆無。子供服ってかわいいものがいっぱいあるのに、我が子に着せられるものがない。障害があってもなくても同じようにかわいい服を着せたい。そんな思いから、お洒落と機能性を重視した完全オリジナル商品のみを扱う子供用ケア商品を扱うSKIP&CLAPを誕生させました。
自社の強み
子供用ケア商品を利用者の目線で開発しているところ、元アパレルママの経験からデザインにも妥協していないところです。T君は、肺炎のためやむを得ず気管切開をすることになりました。1日100回を超える吸引生活が始まりました。始めは可愛い保冷バックを吸引器バッグとして使っていましたが、重さに耐えられなく直ぐにクタクタ。吸引のたびに大きな蓋を開けて、毎回大変な思い。その時、あれこの蓋いるの?と疑問に思い、清潔にするべきカテーテルは蓋つきに、アルコール綿を捨てるゴミ箱も付けてと色々なアイデアを組み入れてと、第一号のバックが完成。誰が持ってもしっくりなじみ、楽しくお出かけできる吸引器バッグを実現させました。
一押し商品
オリジナル吸引器バッグは、熟練の職人さんが丁寧に仕上げた純日本製で、新鋭工業株式会社の吸引器「パワースマイルKS-700」専用バッグです。取り外し可能で調整可能なショルダーベルトと肩への負担を軽減するパットが付属し、大柄の男性でも斜めがけが出来る長さまで調整可能です。金具もアンティークゴールドで高級感仕様です。生地は6種類、流行の北欧柄や、デニムは、岡山県児島産の10オンスムラ糸デニムを使用するなど贅沢な仕様です。今後、吸引器バッグ以外の商品で、お洒落と機能性を重視した完全オリジナル商品の子供用ケア商品を展開していきます。
知財総合支援窓口活用の概要(記:窓口担当者)
窓口活用のきっかけ
吸引器を持ち運ぶ適当なバッグがなかったため、ご自身で制作されました。同じ子供を抱えている家族にとって待ち焦がれている商品かも知れない…本格的に作ってお役に立ちたい…、また、他者に真似されないよう商品を知財で保護したいと考えられ、相談窓口を訪れました。
最初の相談概要
相談者は、子育てと事業運営とに勤しむ兼業主婦であることから、資金面に制約がありました。当初、日本弁理士会の特許出願等援助制度に申し込みしましたが残念ながら落選しました。しかしその後、特許庁の減免制度を利用し、ご自身での特許出願に挑戦する意思を固められ、窓口では特許出願手続き等について助言等をしました。
その後の相談概要
続いて、ネットショップの店名「SKIP&CLAP」の商標登録に向け、商標制度のご説明や、J-PlatPatでの先行商標調査の支援を行い、出願に至りました。 また、並行して特許出願手続きを進め、窓口担当者の支援も受けて、電子出願、審査請求まで完了しました。 さらに、京都府よろず支援拠点を紹介し、販路開拓の相談に行かれています。
窓口を活用して変わったところ
特許出願の敷居は高いものがあったと思います 。しかし、ご自身の努力によりスピーディに進展することができました。 現在、専用バッグの売上げは好調で、完売した際等は同じ境遇の子供を持つ主婦の仲間や協賛いただ方々のサポートを得られているそうで、ありがたい支援となっているとのことです。
企業からのメッセージ
お店名や商品ロゴは、商標登録していないと後で大きなトラブルとなってしまいます。このようなリスクは避けたいですね。また商品を店舗に並べると新規性喪失で意匠も特許も権利化できないことを知りました。新規性喪失の例外が適用される場合もあります。早めに窓口に相談されることをお勧めします。
窓口担当者コメント
知財活用のごく初期のステージでの支援内容でした。その後特許権・商標権とも1年以内に登録することができました。次の製品の特許、商標、意匠の出願を検討中です。窓口にはいろいろな経験を持った窓口担当者や専門家がいますので、幅広いサポートができます。お洒落と機能性を重視した、創造性豊かな子供用ケア商品を実現させていって下さい。