企業情報
| 所在地 | 兵庫県加古川市 |
|---|---|
| ホームページ URL | http://oohama.jp |
| 設立年 | 1960年 |
| 業 種 | 農林水産業 |
| 従業員数 | 7 人 |
| 資本金 | 400万円 |
企業概要
当社は、兵庫県の中央部を流れる加古川の下流に拠点をおく海苔漁師の会社です。自社商品を愛すること、地産商品を地元で販売すること、及び大濵に関わる全ての人への感謝、この3つを経営理念にしています。 当社の事業は、①海苔養殖生産事業、②小売事業、③委託販売先小売事業及び④通信販売事業の4つから成り立っています。自社で養殖した海苔のうち、最も品質の良い一番摘みのみを使用した最高級海苔製品を自社ブランドで販売しています。
自社の強み
当社は、最高級の原料と独自の生産技術により、本物をお客様に提供することをモットーに事業に取り組んでいます。年に一度しかとれない一番摘みの原料を、更に柔らかく美味しい海苔にするために、海苔の原藻が短い段階 で収穫したものを使用しています。そして、“口溶け感”、“食感”、“旨み”を一枚に凝縮するために裁断、熟成を独自ノウハウで加工しています。このようなこだわりを持って生産された原料海苔を、小売販売用の味付け海苔、焼き海苔、佃煮に加工するために、製造業者に海苔の加工を委託して、自社オリジナルブランド製品に仕上げます。海苔漁師だからこそできる製品にこだわったものを、消費者の皆様に提供しています。
一押し商品
当社のイチ押し商品は、オリジナルブランド商品「海苔香R」(商標登録第5104947 号)です。 本商品は、前述のとおり、一番摘みの海苔を通常より短い段階で刈り取った原藻を、独自ノウハウで裁断、乾燥、熟成したものを加工した商品です。本商品は食感に特徴があり、一口目の「パリッと感」、二噛み目、三噛み目の「口溶け感」が他社とは異なります。また、風味が豊かで肉厚、そして真っ黒でピカピカの美味しい海苔です。 また、端切れ海苔を新しいデザインで商品化した「短冊海苔」も品質的には高級海苔と変わらないもので、今後の商品の売れ行きが期待されます。 本商品は、兵庫県の特産品 「五つ星ひょうご」に選定されました。
知財総合支援窓口活用の概要(記:窓口担当者)
窓口活用のきっかけ
但陽信用金庫の担当者からの紹介で、商標の更新、名義変更のアドバイスを行いました。その後、専門家(中小企業診断士)による知的資産経営報告書作成の支援や、社屋の改装に伴い専門家(デザイン)による商品のラベルデザイン等の変更のアドバイスを行いました。
最初の相談概要
同社のメイン商品である、一番摘み海苔を使用した「海苔香R」の進物用プラスチックボトルラベルを新しいデザインに変更したいとの相談に対して、専門家(デザイン)を派遣してアドバイスを行いました。その後、「海苔香R」の袋詰め商品の個包装袋と袋詰め用袋のデザイン、包装用紙についてもアドバイスを行い、高級感のあるものになりました。
その後の相談概要
海苔は海苔漁師が収穫したものを裁断、乾燥させた原料海苔を製造業者に加工依頼して商品化されます。商品化の段階で、端部の巾1cm程の紐状端切れ海苔(通常「もみのり」と呼ばれています。)がでてきます。専門家(デザイン)から、その端切れ海苔の商品価値を高めた商品を作ってはとのアドバイスを受け、商品のネーミングを「短冊海苔」とし、ラベルのデザインも短冊を強調した縦型ラベルの製品が生まれました。この短冊海苔を商品化に向け、連携機関からの紹介を受け、加工業者も速やかに決まったことで、ごく短時間で短冊海苔を商品化することが出来ました。
窓口を活用して変わったところ
知財総合支援窓口では、単なる知財だけでなく、中小企業診断士による事業支援、知的資産経営の支援、デザインの支援も行うことができます。専門家を活用したことにより、個人商店レベルから、一筋バックボーンの通った企業へ脱皮できるのではと期待できます。 また、知的資産経営の支援を通じて、同社は「2018 ひょうご信用創生アワード」成長部門で優秀事例に選ばれました。
企業からのメッセージ
知財総合支援窓口の支援メニューを但陽信用金庫から紹介され、実際の支援を受けて、商標、ブランド、プロダクトデザインの重要性が認識できました。また、このような支援機関の連携により、今までにない付加価値を出せるような商品開発に?がったことは、今後、自社店舗での小売販売を拡大していく上で大きな力になることが期待できます。
窓口担当者コメント
本支援は、金融機関との連携支援がうまく取り組めたことで、相談者の事業展開に貢献できたものと思っています。 また、相談者の意気込みが関係者を動かしたのではと思います。