窓口支援事例

果樂株式会社
商標 ブランド 海外展開

白桃の長期保存技術による新商品のハウスマーク権利化支援

企業情報

所在地 岡山県倉敷市
ホームページ URL http://www.karakuinc.com/
設立年 2016年 業 種 農林水産業、小売業
従業員数 4人 資本金 700 万円

企業概要

 果樂株式会社は、桃農家60年の「桃里庵」を継承すべく、2016年11月に、農業生産法人として設立されました。現在、倉敷市浅原の丘陵地で約2.5ha に400本の桃の木を栽培管理しており、「清水白桃」をはじめ、約20品種に及ぶ桃を栽培しています。2018年8月に総合化事業計画(農林水産省、6次化)の認定を受け、旬が短く日持ちがしない桃の長期保存技術の開発に取り組んでいます。この長期保存法により、白桃の販路として海外市場への展開を指向しています。
・「岡山イノベーションコンテスト2018」グランプリ受賞
・<Facebook>http://www.tourian.jp/

自社の強み

 桃の栽培環境に恵まれた倉敷市浅原において、60年間の桃農家である桃里庵を継承し、超弱選定栽培といわれる栽培方式に加えて、長年蓄積した栽培ノウハウにより栽培された白桃を自社管理により、選果し、出荷しています。また、独自技術として開発した桃の長期保存法を活用すれば、冬期の供給や海外への販売に期待できます。このことは、桃の廃棄ロスの解消、有効活用による経済効果、海外市場への販路拡大にもつながります。
・香港「FoodExpo2018」への出展をはじめ、「日本の輸出EXPO2018」「沖縄大交易会」「台北商談会」へも出展。

一押し商品

・青果物としての季節に応じた豊富な品種の桃(6月中旬〜9月上旬)
・『水熟桃-SUI JUKU TOU-』倉敷市浅原で栽培された清水白桃を、パラチノース入りのシロップに漬けて、脱酸効果のあるフィルムで包装された加工品であり、「丸ごと」「皮付き」「種あり」の今までにない限りなく生に近い状態での清水白桃を年中味わうことができます。賞味期限は1年。
・水熟シリーズとして、飾れる丸ごと瓶桃「金の桃-KIN NO MOMO-」
・水熟桃の加工段階でのロスになった桃を使った、優しい香りとシャリシャリ食感が特徴のブレンドアイス「KARAKU MIX ICE」
・桃のスムージー、桃のミックスジュースなど

知財総合支援窓口活用の概要(記:窓口担当者)

窓口活用のきっかけ

 倉敷市浅原は、古くからの白桃の生産地であるが、全国的にはほとんど知られておらず、知名度の向上の必要性を痛感していた。そこで、地理的表示(GI)又は地域団体商標の取得を目指してよろず相談拠点に相談したところ、知財総合支援窓口の紹介を受け、支援を開始しました。

最初の相談概要

 地域団体商標やGIは現状の生産、販売状況からすれば登録は難しいことが分り、通常の商標権を取得する方針に切り替えました。事業は青果物の桃、桃の加工品、果実飲料、ケーキ等の製造販売、販路として国内に加えて外国も視野にした販売を目指していることが分かりました。そこで、商標登録は国内だけでなく外国においても必要であることを説明しました。

その後の相談概要

 その後、専門家(弁理士)と商品ブランドについて整理を行い、ハウスマークの使用・登録が適切であるとのアドバイスを受け、社名を登録出願することにし、外国出願にも対応できる商標「果樂\KARAKU INC.」を商標登録出願しました。さらに水熟製法による商品のシリーズ化をにらみ、国内の登録商標「水熟」を取得しました(商標登録第6101977 号)。また、製法について特許とノウハウのどちらでどのように保護するかについても支援を行っています。

窓口を活用して変わったところ

 これまでは白桃の生産農家としてカタログ販売を行っていましたが、社名である商標「果樂\KARAKU INC.」を国内外に商標登録出願したことを契機にタログ等を作り直し、新規販路開拓を目指し、今では首都圏の百貨店、空港やJR の売店、更には母の日や父の日等のイベント用に販路が拡大しています。また、香港、台湾へも商標登録出願を行っていることから、安心して海外への販路開拓に取り組むこともできています。


企業からのメッセージ

 知的財産管理の相談にあたり、国内外での商標登録のサポートやアドバイスをいただきました。これによりスムーズに登録の手続きが行え、地域の海外販路開拓に向けた補助金も活用しながら、ブランディングをすすめています。今後は、この製法技術を守るために必要なノウハウ確立と知的財産の保護を目的とした、継続的なサポートをお願いしたいと思っています。

窓口担当者から一言

 同社は、桃の栽培、加工技術の改善、販路開拓等に積極的に取り組んでおり、白桃の長期保存法の開発により輸出が可能となりました。国内外において、「果樂\KARAKU INC.」「水熟」のブランド化に期待しています。 (安井 茂男)

白桃の長期保存技術による新商品のハウスマーク権利化支援(551.2 KB)

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掲載年月日:2019年7月22日

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