窓口支援事例

相原木材株式会社
特許 商標 ブランド

木材加工品の知財権利化とブランド構築による拡販

企業情報

所在地 山形県山形市
ホームページ URL http://www.aiharamokuzai.co.jp/
設立年 1947年 業 種 製造業
従業員数 13人 資本金 2000万円

企業概要

 当社は昭和22年創業の老舗製材業で、JAS認定工場(造作用JAS、構造用JAS、下地用JAS)です。地元の建築会社や工務店、大工さんから信頼される製材会社として、地元の材木にこだわった製品作りを心掛け、木材に合った製材や乾燥を行っています。現社長は3年前に就任した三代目で、30歳代という若い力で木材の新たな可能性に挑んでいます。
 「私たちは丸い丸太を四角に製材する仕事だが、木材にもっと触れてもらうには何が出来るか?を常に考え挑んでいきたい。」との思いから、70年余の製材の歴史に加えてカンナ屑などを使った木の花「もくか」(商標登録第6111764号)で新たな一歩を刻んでいます。

自社の強み

 当社は、大きな建物に使われる大量の材料はもちろん、身近なものに使われる「1本」の材料にも心を込めて「製材」し、お届けしています。それが木と人との繋がりを強める手助けになると信じるからです。そのため、当社は木をもっと楽しんでもらいたいとの思いから日曜大工などのモノ作りを応援しています。
また、現社長は木の専門家として、木の育った環境による特性を小さなころから肌で感じとってきたことから木の扱い方に精通しており、一押し商品「もくか®」にも遺憾なくそのプロフェッショナルな素材選眼力や加工技術などが反映されています。
(もくか®専用ページ:https://www.woodream.jp/

一押し商品

当社の「もくか®」は、カンナ屑とウッドシートからなる枯れない花です。制作担当者は工芸作家であり、作品をお客様に提供して感動を与えることを目指し、隅々まで心を込めて制作しています。結婚情報誌等の多数の雑誌に紹介され、世界に一つだけのフルオーダーの結婚式ブーケ、住宅完成時に工務店から奥様へのプレゼント、額装インテリア、枯れない気持ちを託した「仏花」、ギフトBOX商品などにも採用され、山形県知事のブログでもご紹介いただきました。時間経過と共に飴色への変化を楽しめ、また、アフターメンテナンスも実施して長く楽しんで頂ける作品作りを目指しております。是非一度あなたの目で確かめてみてください。

知財総合支援窓口活用の概要(記:窓口担当者)

窓口活用のきっかけ

 2017年4月、同社専務が木材のカンナ屑で作った薔薇の花を当窓口に持参され、権利化できないかとの相談が最初でした。木の花「もくか」の商標権取得へのアドバイスと、作品制作現場の確認のため同社を訪問しました。カンナ屑だけではなく特別に調製されたウッドシートも原材料とする、質の高い商品を確認し、権利化の可能性が考えられることから専門家(弁理士)による支援を行うことになりました。

最初の相談概要

 専門家(弁理士)から商標だけではなく特許権利化可能性のアドバイスを受け、「もくか」商標登録出願と特許出願(特願2017-169049)を支援しました。その後、同社からこの商品のブランド化についての相談を受け、ブランドに精通した専門家による支援を行ったところ、価格設定などの検証とともに同社本体事業を含めた事業計画が必要であることが判明し、専門家(中小企業診断士)による支援を行いました。

その後の相談概要

 当初の「もくか®」の顧客ターゲットや価格設定などは趣味の域を出ていませんでしたが、ブランドにも精通している中小企業診断士から、ターゲットを富裕層や結婚を控えた女性に変更し、そのターゲットに合う情報発信が必要であるとアドバイスしました。更に山形県産木材のPR活動を行っている山形県知事にアプローチし、林業関係者会議での手土産への採用や、新聞・雑誌への情報発信のアドバイスを行い、それを同社では丁寧に実施していきました。

窓口を活用して変わったところ

 知事の同社訪問、知事室での「もくか®」飾りおよび講演会壇上の花として「もくか®」を採用いただきました。また、雑誌などからの取材依頼が増え、ターゲットであった富裕層向け雑誌や結婚情報誌の取材・掲載や雑誌社の通信販売商品化などの引き合いが増えて当初1名であった工芸作家が5名に増え、受注発送担当者も採用し、今では「もくか®」を作りたいので入社させてほしいとの入社希望者が出てきています。さらに現在は、制作ノウハウ流出対策について支援し実施しています。


企業からのメッセージ

 当初は、木に触れる機会をどの様に増やすことができるか?としてカンナ屑からの思い付きで生まれた「もくか®」でしたが、知財権利化やブランド構築へのアドバイスのおかげで、雇用創出や、工務店の新築祝い奥様へのプレゼントなど、当初夢見ていたことが現実になってきています。
 自社の強みを築くことができ、窓口に相談することで一歩踏み出せました。

窓口担当者から一言

若い経営者が考えた「もくか®」が新聞や雑誌の取材が絶えない状況になるお手伝いが出来て良かったです。アドバイスを頂いた専門家の支援も適切であった事が、この成功に繋がりました。どの様に発信したら良いか迷っておいででしたら、一度ご連絡ください。その商品のブランド化をお手伝いします。 (川﨑 裕)

木材加工品の知財権利化とブランド構築による拡販(386.1 KB)

このページを印刷する

掲載年月日:2020年3月12日

ページのTOPに戻る
  • 特許情報分析支援事業
  • コピー商品撲滅キャンペーン
  • J-PlatPat
  • Graphic Image Park 画像意匠公報検索支援ツール
  • 開放特許情報 データベース
  • 新興国等知財情報データバンク
  • 知的財産権活用企業事例集2018 ~知恵と知財でがんばる中小企業52~
  • 知的財産権活用企業事例集2016 知恵と知財でがんばる中小企業
  • 知的財産権活用企業事例集2014 知恵と知財でがんばる中小企業
  • JETRO
  • イノベーションネット
  • J-Net21支援情報ヘッドライン
  • ミサラボ
  • 中小企業ビジネス支援検索サイトJ-Net21
前へ
次へ
  • 特許庁
  • 各経済産業局等 知的財産室
  • 独立行政法人 工業所有権情報・研修館
  • 知的財産相談・支援ポータルサイト
  • よろず支援拠点
  • つながる特許庁 6都市で開催 参加無料