窓口支援事例
燻製工房Yokoyama
商標デザインブランド

独自製法によるオリジナル食品のブランド支援

企業情報

所在地
宮崎県都城市
ホームページ URL
-
設立年
2018年
業 種
卸・小売業
従業員数
1人
資本金
-

企業紹介

 当社は、素材の味をより引き出せるように工夫したオリジナルの燻製商品を製造販売しています。一般に燻製の材料としてはサクラのチップが知られていますが、当社はクルミのチップを主にブレンドした独自の燻製法を採用しています。スモークチーズ、スモークパテ、Kaoruしょうゆ等を販売しており、当社facebookでも紹介しています。

https://www.facebook.com/横山燻製-Yokoyama-2065370193483940/

相談のきっかけ

 同社は、数年前まで趣味でいろいろな燻製商品を作っていらっしゃいましたが、口コミで評判になり、2018年に荘内商工会の支援を受けて起業されています。その際、荘内商工会に屋号の商標登録出願について相談したところ当窓口を紹介され、そのことをきっかけに来訪されました。

支援概要

 最初の相談では、屋号名での商標登録出願を希望されていましたが、特許情報プラットフォーム(J-PlatPat)による先行調査を指導した結果、同一の登録商標が確認されました。そこで、商標を活用したブランディングなど知財マインド醸成に関する支援を行いながら、専門家(弁理士・デザイナー)を活用し、ハウスマークの商標権の取得やデザイン戦略など、知財戦略を考慮した事業体制整備の構築を支援しました。

支援成果

 今回の支援により、無事ハウスマーク(商標登録第6243639号「自家燻製工房\YOKOYAMA」)の登録を受けることができました。また、ハウスマークを活用した商標戦略の取り組みにより、知財を活用した事業体制が定着しました。ブランド化を行ったことにより販路が拡大し、現在、直売店の他、地元のスーパーなど数店舗で商品を販売しており、売り上げも好調です。

企業コメント

 思い切って起業しましたが、当初はわからないことばかりでした。商工会の経営指導員から知財総合支援窓口を紹介して頂き、商標権だけでなくブランディングや事業戦略など丁寧にご指導して頂き大変参考になりました。また、デザイナーや弁理士にも相談できてとても良かったと思います。

窓口担当者コメント

 同社は、日々試行錯誤しながら納得のいく商品を製造販売されています。ハウスマークを積極的に活用した事業戦略を展開されており、現在の洋風シリーズに加え、和風シリーズの商品開発にも取り組んでおられます。今後も支援していきたいと思います。 (轟木 博)

独自製法によるオリジナル食品のブランド支援(690.9 KB)

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掲載年月日:2020年8月31日

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