窓口支援事例
知財を武器に!多角的な知財活用支援
企業情報
- 所在地
- 静岡県富士市
- ホームページ URL
- http://www.designpart.co.jp/
- 設立年
- 2007年
- 業 種
- 製造業
- 従業員数
- 22人
- 資本金
- 3,000万円
企業紹介
当社は金属加工会社で、アルミ、鉄、銅、チタン、マグネシウム等様々な素材で、MotoGP車両用部品の様な非常に高度な技術を求められる部品から、普通乗用車やオートバイ、船舶、医療用機器、アルミダイカスト用部品、炭素繊維系金型まで幅広い分野の試作/製品加工をお請けしております。また、社員とお客様にとってのドリームファクトリーを目指し、その礎となる「技術の研鑽」「人間力の育成」に力を注いでおります。
相談のきっかけ
2018年に金融機関のご紹介でレーシングカート用パーツのご相談をいただきましたのを契機に知財の重要性を認識いただけました。
支援概要
その後、新たなる開発品が出来る度にご相談いただき、社内に担当者を選任しました。先行技術調査方法、願書の作成方法等についても学んでいただきました。専門家(弁理士)支援も受けていただき、特許2件、意匠2件、商標1件を出願し、現状、意匠2件と商標1件は権利化を達成されています。
支援成果
同社で意匠登録出願されたマシニングセンター用の「機内洗浄ノズル」は意匠権登録されると共に、事業化にも成功しました。高い技術力があったからこそ実現できた製品であり、知財で保護し、すでに大手企業の工場にも採用されています。また、特許権を取得した「振動抑制ボルト」もメディアに取り上げられ、多くの企業の注目を集めています。社内での知財人材育成/営業ツールとしての知財権活用にも積極的に取り組まれており、知財を意識した経営を推進いただいています。
企業コメント
知財総合支援窓口を利用したことで、商標を活かしたブランディングの重要性と、知財戦略が企業価値向上に活かせることを知ることが出来ました。技術の向上と知財戦略を組み合わせることで、企業価値をさらに高められるよう、今後も取り組んでいこうと考えています。
窓口担当者コメント
経営者の知財活用にかける思いと、それに応えようと努力する社員の皆さんの熱意はすばらしいと思います。自社ブランド品の拡充を見据え、さらなる成長に知財を活用いただくことを期待しています。
(中村 宏之)
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掲載年月日:2020年11月 6日
更新年月日:2023年8月30日