窓口支援事例
讃岐の烏骨鶏ブランド化の推進
企業情報
- 所在地
- 香川県さぬき市
- ホームページ URL
- https://www.mfarm.jp/
- 設立年
- 2005年
- 業 種
- 農林水産業
- 従業員数
- 8人
- 資本金
- 300万円
企業紹介
当社は讃岐うどんでお馴染みの四国・香川県の会社です。海と山に接し瀬戸内海に面したとてもよい環境です。烏骨鶏は古くから美容・健康維持に良いと知られています。当社ではこの烏骨鶏の卵、肉、また烏骨鶏の健康食品を提供し、一人でも多くの人に「ありがとうございました」「飲んで良かったです」と喜んでいただけるような、【烏骨鶏を通して健康と喜びを提供する】ことを経営理念としています。
相談のきっかけ
現在の代表取締役が2代目として先代の後継者として後を継いだ際、知的財産権(特に商標権)の重要性を認識され、積極的に自社商品をブランド化していきたいという希望があり、知財総合支援窓口に相談がありました。既存の商品及び今後の新商品のブランド化を目指しています。
支援概要
知財戦略を立て、戦略的な商標登録出願の支援を行いました。専門家(弁理士)の助言を受け、商標「シルキーロール」、商標「シルキーチーズ」、商標「シルキープリン」、商標「うこたま」は登録となりました。シルキーシリーズとしてのブランド化について検討し、商標を使っての他社商品との差別化についても助言しました。「シルキー」は英語で「烏骨鶏」の意味であり、烏骨鶏ブランドを広げるためにシルキーシリーズとして烏骨鶏の卵を使用したスイーツの開発、ブランド化及び商品化を進めました。スイーツの世界では「シルキー」といえば烏骨鶏というブランドを浸透させていく戦略を進めています。
支援成果
烏骨鶏のブランド商品として販売を開始しました。通販の売り上げが増加している商品は「卵酢」、「金龍」、「うこたま」です。自社商品のブランドとして徐々に認知度が上がっています。シルキーシリーズの商品は2020年秋に販売予定です。
企業コメント
烏骨鶏の卵は健康に良いということが一部の健康志向の方の間では知られていますが、まだ多くの人には知られていません。烏骨鶏の卵を利用した食品を開発し、広く、世の中の人に知ってもらい、健康な生活を送るのに役立ちたいという思いがあり、烏骨鶏の卵を使用したスイーツの開発をスタートしました。この商品開発を契機として烏骨鶏というブランドを浸透させていきたいと考えております。
窓口担当者コメント
烏骨鶏の卵のブランドを目指し、ブランド化の支援を継続して行なっております。今後は商標権の活用に向けて支援を継続していきたいと考えております。
(辰野 勇)
讃岐の烏骨鶏ブランド化の推進(484.1 KB)
このページを印刷する
掲載年月日:2020年11月11日