2020年、介護や福祉、医療現場での服薬介助に使用する「薬杯」の企画・製造・販売を行う「クララ」を立ち上げました。現場での「困った」や「こういうのがあったらいいな」を形にする企業です。
第一弾としてクララが企画製造した「薬杯」は、手が薬に触れずに服用できるので、感染予防対策や目で確認して服用することで、服薬事故の低減に効果があります。
知財総合支援窓口を訪れた当初は、薬杯に関し、どのように進めたら良いか手探り状態でした。専門家や連携機関の相談員の方から、基本的なことから教えていただき、知財化および薬杯事業での創業を達成することが出来ました。今後は事業を軌道に乗せるためにも引き続き支援をお願いします。
知財化相談の中で、相談者が創業を希望されていることを知りました。そのため知財化に並行して、連携機関にも相談し、創業についても支援を行うこととしました。専門家の活用や連携支援によりスタートアップ企業への支援が上手くいった事例となりました。
(荒木 信成)
「薬杯」の知財化および創業・事業化支援(544.9 KB)
掲載年月日:2020年11月13日