窓口支援事例
ガラス工房スタジオ嘉硝
特許実用新案商標

ガラスペン新製品の知財保護

企業情報

所在地
福井県坂井市
ホームページ URL
http://studio-kasho.com/index.html
設立年
2012年
業 種
製造業
従業員数
1人
資本金

企業紹介

 当社は、2012年に設立し、テーブルランプ、花器、書道具などのオリジナルのガラス製品の制作を行っています。普段の生活の中で実用的に使用できるガラス製品を作るように、心がけています。近年はガラスペンを中心に制作しており、全国の有名文具店/百貨店にてお取り扱い頂いています。ガラスペンは完全ハンドメイドでのみ制作可能な極めて特殊な筆記具です。

相談のきっかけ

 「ガラスペンの新製品を開発し注文が数百件届いているが、知的財産権の出願を行っていないので新製品を保護できていない。近日中に販売したいので出願書類の書き方を教えてほしい。」との相談をきっかけに、支援が開始されました。

支援概要

 ガラスペンの新製品を知財で保護するため、特許、実用新案、意匠、商標の各出願について、制度の説明や書き方の支援を行いました。相談者は支援にもとづいて出願書類の作成をすべて行いました。必要に応じて、専門家(弁理士)相談を利用するように勧め、出願書類の修正を何度も行い完成度を高めました。電子出願にも窓口の指導により精通しすべての書類を電子出願で提出しました。出願後、一部の案件に拒絶理由通知が届きましたが、専門家(弁理士)相談の利用により対応書類を作成しました。

支援成果

 知財保護を済ませたことにより、安心して新製品のビジネスをスタートすることができました。さらに、品質と価格のバランスが良い本製品のPRにもつながり前年度に比べて売り上げが格段に伸びました。また、審査結果に対応し経験を積むことで企業経営における知財戦略的な考え方が身につきました。

企業コメント

 知財総合支援窓口を活用することで、専門家(弁理士)や窓口の方々から貴重なアドバイスや適切な申請書の書き方をご指導していただき、権利取得に大いに役立たせていただきました。お陰様で多数の実用新案・商標・特許(申請中)を取得することが出来ました。今後も新製品に関する複数の案件がありますので、積極的にどんどん知財総合支援窓口を活用していきたいと思います。

窓口担当者コメント

 「知財総合支援窓口に大変感謝しています。」と言っていただき我々も大変喜んでいます。これからも同社のガラスビジネスを知財面と経営面からサポートしていきたいと思います。 (太刀内 晃紀)

ガラスペン新製品の知財保護(582.5 KB)

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掲載年月日:2021年2月17日

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