窓口支援事例
エスティケイテクノロジー株式会社
人材育成社内体制

知財部門設立に伴う管理体制・規程整備支援

企業情報

所在地
大分県大分市
ホームページ URL
https://www.stk-net.co.jp/
設立年
1975年
業 種
製造業
従業員数
597人
資本金
10,000万円

企業紹介

 当社は、半導体製造装置の開発設計から製造まですべてを自社で実現。あらゆるニーズへのフレキシブルな対応により、バーンイン工程のトータルソリューションを提案します。また、テストハウス事業では半導体装置メーカーならではの技術力と熟練したノウハウを一体化し、半導体製造のテスト工程をトータル的にサポートします。

相談のきっかけ

 同社は、2017年に知財部門を設立されました。設立当時、担当者2名でスタートされましたが、知財に関する経験がなく、体制・規程類の整備、知財組織の構築・運用面での支援を希望し、窓口に相談に来られました。

支援概要

 同社の現状や課題などについてヒアリングして情報の整理を行い、支援プランを作成した後に支援を開始しました。知財部門の諸規程(知財管理規程、営業秘密管理規程、職務発明規程、報奨規程)について専門家(弁理士等)、及び、INPIT知的財産戦略アドバイザーの助言をいただきながら策定支援を行いました。また、知財担当者のスキル向上の支援を行いました。社員の知財意識の向上のための人材教育も専門家(弁理士等)を交えて実施しました。

支援成果

 同社は知財管理体制・規程類の整備を完了し運用されています。職務発明・報奨規程にもとづいた特許出願が実施され、社員の特許出願の意識向上につながっています。知財担当者の知財スキルが向上し、特許等の検索能力、知財マネージメント力が伴うようになってきました。社内イントラによる知財情報を提供するシステムを構築され、社員の知財活動の意識向上につながっています。

企業コメント

 中小企業が知財活動としてやらなければならない事、やるべき事は沢山あります。しかし限られたリソースのなかで何から手を付けていけばいいのか。そんな時、体系的に多角的に且つ具体的にひとつづつ取り組む。そのような事に気付きを与えて頂きました。

窓口担当者コメント

 同社は、社長の強い思いにより、知財部門を立ち上げられました。知財担当者におかれましても、精力的に知財体制の確立に取り組まれました。現在では、知財担当者も立派に独り立ちされ、業務を遂行されています。 (藤本 秀次)

知財部門設立に伴う管理体制・規程整備支援(689.0 KB)

このページを印刷する

掲載年月日:2021年2月17日

更新年月日:2023年8月30日

トップに戻る
  • 特許庁
  • 経済産業省
  • 独立行政法人
  • 知的財産相談・支援ポータルサイト
  • よろず支援拠点