窓口支援事例
株式会社大崎材木店
商標ブランド

環境に配慮した玩具の上市に向けた連携支援

企業情報

所在地
茨城県東茨城郡城里町
ホームページ URL
https://www.e-house.co.jp/osaki/
設立年
1974年
業 種
製造業
従業員数
4人
資本金
3,000万円

企業紹介

 丸太が重なる風景に製材機の音。製材から木造建築まで木を活かす材木店です。当社は木製の欲しい物を手に入れたい皆様に、古くて新しい知恵を活かして、森林を材木、木製品、家へと翻訳し、暮らしにもっと木をお届けしようと日々努力しています。木の表情や香りは人を豊かにすると信じて、木にこだわり、お客様と向き合い、良いものつくりに励んでおります。

相談のきっかけ

 同社は、当窓口を過去に活用し、今回、環境にやさしく、お風呂等で子供が安全で楽しく遊ぶことができる木製玩具を開発・商品化にあたり、知的財産を活用し、他社との差別化および安全・安心な商品を上市したいと考え、当窓口に相談されました。

支援概要

 木製玩具のコンセプトをヒヤリングし、商標ポートフォリオとして、プロダクトブランドによる他社との差別化、およびコーポレートブランドによる企業イメージの強化を図ることを提案し、専門家(弁理士)と連携し商標登録出願、早期審査の支援を行い、それぞれのブランドを商標登録することができました。また、商品の安全性を確保するために公設試と連携し、さらに、商品を収納するパッケージデザインや拡販に関し、茨城県よろず支援拠点と連携して支援を行いました。

支援成果

 登録商標(商標登録第6334806号、第6334807号)を用いたブランディングを通して、商品のコンセプトにマッチしたデザインを制作できました。ホームページによるPR、「いばらきデザインフェアin銀座」での展示販売、および「茨城県産品お取り寄せサイト」を活用し木製玩具の販売が開始されました。

企業コメント

 世には既に優れた商品が満ち溢れています。自然と独自な発想で新しい物つくりに挑むことになります。今回も開発当初から特許、実用新案、商標に抵触が無いかの調査から始まり、発表前には知財の観点から最適な対策をご指導いただきました。小さな会社故に様々な限界がありますが、INPIT茨城県知財総合支援窓口のご支援は大変心強いもので感謝致しております。

窓口担当者コメント

 子供が安全で楽しく遊ぶ木製玩具を上市したいという同社の熱い思いを受け、よろず支援拠点、公設試、専門家(弁理士)と連携し、支援させていただきました。今後も商品の販売拡大に向け、関係機関と連携して支援を継続させていただきます。 (鈴木 将司)

環境に配慮した玩具の上市に向けた連携支援(784.8 KB)

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掲載年月日:2021年3月19日

更新年月日:2023年7月31日

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