支援事例
特許出願相談をきっかけとした職務発明及び営業秘密管理規程整備の支援
株式会社寺方工作所
- 特許
- 営業秘密・ノウハウ
- 社内体制
企業情報
| 所在地 | 鳥取県東伯郡北栄町 |
|---|---|
| ホームページ URL | https://terakata.jp/ |
| 設立年 | 1970年 |
| 業 種 | 製造業 |
| 従業員数 | 152人 |
| 資本金 | 3,000万円 |
企業紹介
当社は、高精度を極めるスペシャリスト集団として、豊富なノウハウを基にあらゆるハイテク技術を駆使して高難度のプレス部品を製造しています。
相談のきっかけ
同社は、サポイン事業に採択されたステンレス鋼の温間鍛造技術について、 (地独)鳥取県産業技術センターと共同開発しました。その共同開発技術の特許出願の相談がきっかけでした。
支援概要
この共同開発技術について、専門家(弁理士)を派遣し特許出願の支援を行いました。同社は、共同開発技術を応用して鉄系素材の温間鍛造技術について単独で技術開発を行いました。この単独開発技術に関し、(地独)鳥取県産業技術センターの了解を得た上で、単独での特許出願の支援を実施しました。その後、同社は、早期審査を活用して特許を取得しました。 同社の開発技術は、製造ノウハウが主で、特許出願をしていませんでした。しかし、今回の特許出願の機会をきっかけに、特許出願する技術と、公開しないノウハウの区分けを実施した後、ノウハウについて適切に管理することが重要であること、また、発明者へ「相当の利益」を提供することによるメリット等を、同社社長を始め会社幹部に説明しました。その結果、同社は、職務発明規程及び秘密管理規程の整備の重要性を認識し、整備することを決定しました。その後、INPIT知的財産戦略アドバイザーとも連携して各規程の整備について支援を行いました。
支援成果
自動車部品メーカーに特許技術の営業活動を行った結果、特許技術の品質の安定性と低コスト化が認められ受注することができました。これにより現在、製造ラインを増設して量産を行っています。また、職務発明規程及び秘密管理規程の整備、各規程の従業員への周知なども完了し、各規程の運用も開始しています。同社の対外的な信用力向上にもつながっています。
企業コメント
特許の取得により、当社技術の優位点を顧客に理解してもらい易くなり、受注につながったことは大きな成果でした。また、各規程の整備により、開発者のモチベーションアップや、展示会等でのノウハウの流出などのリスク低減をはかることができ、お客様からの信用が増しました。
窓口担当者コメント
同社は、新しいことに積極的に取り組まれる企業です。現在も新たな技術開発を行われており、知財活動も定着してきたことから今後の益々の事業拡大に期待しています。