窓口支援事例
オリジナル商品の権利化・ブランド化支援
企業情報
- 所在地
- 大阪市都島区
- ホームページ URL
- https://www.jizai.design/
- 設立年
- 2017年
- 業 種
- 技術サービス業
- 従業員数
- 1人
- 資本金
- 500万円
企業紹介
当社は、オーディオ機器の開発・販売、Mac/iPhone向けアプリ開発等を行っています。
数年前、ヘッドフォンをしながら自転車に乗っていて事故に遭ったことが、当社一押しの新型スピーカー「popen(商標登録第6216046号)」の開発のきっかけになり、現在、大手家電量販店・ネットショッピング・自社サイトで販売しております。
相談のきっかけ
2014年11月に、ソフト産業プラザイメディオ(現:ソフト産業プラザTEQS)の支援要請により、初期スピーカーの権利化の相談をされたことがきっかけです。その後、2017年1月に現在の新型スピーカーの開発に向けた知財戦略・ブランド化支援へとつながりました。
支援概要
現商品の国内外の特許・意匠登録・商標登録について弁理士と支援。販路・ブランド化については、ブランド専門家、窓口機能強化グループとそのデザイナーの協力を得て支援。経営に関しては、よろず支援拠点や大阪府の協力を得ました。また、国内外の取引・製造委託に関する契約については、弁護士やINPIT海外知的財産プロデューサー、INPIT-KANSAI知財戦略エキスパートの支援。抵触回避・権利化に向け、特許情報分析事業・中小企業等外国出願支援事業を活用。補助金関連については、尼崎信用金庫の協力を得ました。
支援成果
現商品に関して特許・意匠登録・商標登録を国内外(アメリカ・中国・台湾)で取得しました。海外への製造委託契約も成立し、大手量販店等で販売し好評を得ています。また、商品開発に向けた2回のクラウドファンディングに成功し、市場調査として貴重な情報を得ることができました。
企業コメント
もともと企業勤めでエンジニアをしており、職務発明や特許出願を担当していたのが幸いし、「知財は重要で戦略に組み込むべき」という意識が頭の片隅にありました。ご縁があり大澤氏から意匠で特許を補強すべき等の適切なアドバイスをいただき何とか製品化にたどり着きました。
窓口担当者コメント
商品開発に対し、なみなみならぬ情熱を燃やし、クラウドファンディングを使った市場調査や、展示会等をうまく活用して、他社に無いデザインと機能を持った商品が完成しました。今後国内はもとより海外へ向けた商品展開を期待しております。
(大澤 真一)
オリジナル商品の権利化・ブランド化支援(669.8 KB)
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掲載年月日:2021年5月24日