窓口支援事例
株式会社早和果樹園
商標営業秘密・ノウハウ

体制・規定の整備、海外展開への対応

企業情報

所在地
和歌山県有田市
ホームページ URL
https://sowakajuen.co.jp
設立年
2000年
業 種
農林水産業
従業員数
75人
資本金
9,997万円

企業紹介

 当社は7戸の先進的みかん農家が立ち上げた「早和共撰組合」を前身に、2000年に法人化して「有限会社早和果樹園」を設立しました。その後、有田みかんを原料としたジュースの製造、販売に取り組むなど積極的に事業を展開し、有田みかんでの生産?加工?販売の、いわゆる6次産業化を実践しています。2005年には株式会社に組織変更しました。

相談のきっかけ

 同社は17人でスタートしましたが、2019年には従業員73人を抱える規模になりました。会社が大きくなるに伴い、営業秘密等のアドバイスが必要となり知財総合支援窓口に来られました。また輸出事業強化のため、商標の外国出願に関しても支援しました。

支援概要

 営業秘密等の支援に関しては、2019年度にINPIT-KANSAIの知財戦略エキスパート及び専門家(弁護士)の活用も含めて20回以上の支援を行ないました。
また2019年度に商標の外国出願に関する支援を行いました。その際には和歌山県の外国出願補助金支援制度を紹介しました。

支援成果

 体制・規定の整備に関しては営業秘密等での整備や従業員研修を進める事ができました。従業員の意識が高くなり、書類の整理が徹底されるようになりました。
商標外国出願に関しては、紹介を受けた2020年度の外国出願補助金支援に採択されました。輸出事業に注力した結果、2020年には近畿農政局の「輸出に取り組む優良事業者表彰」を受賞されました。


企業コメント

 事業は順調に拡大し、従業員も70人を超える規模になりました。それに伴い営業秘密等の整備や輸出事業の強化が必要になりました。
INPIT和歌山県知財総合支援窓口を利用してそれらを進める事ができました。

窓口担当者コメント

 海外も含めた事業拡大の際に生じる課題に対し、我々の窓口を有効に利用して頂きました。営業秘密等の支援や商標外国出願に少しは寄与できたのではないかと思います。 (湯川 正晃)

体制・規定の整備、海外展開への対応(544.4 KB)

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掲載年月日:2021年5月11日

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