窓口支援事例
patternstorage株式会社
商標著作権

アパレル製造サポート事業の起業支援

企業情報

所在地
岡山県岡山市
ホームページ URL
https://patternstorage.com/
設立年
2020年
業 種
技術サービス業(情報サービス)
従業員数
5人
資本金

企業紹介

 当社は、岡山イノベーションスクールの卒業生として、2020年2月に法人を設立しました。アパレル製品の企画から納品までの全ての工程を一元管理できるアパレル製造業に特化した生産管理のクラウドサービスの開発を行い、業界全体の業務効率化を図るビジネスモデルを展開しています。

相談のきっかけ

 女性創業支援窓口の紹介で「patternstorage」の商標登録出願相談を受け、出願から登録までをサポートしました。本商標は、当初サービスの名称として使用する計画でしたが、サービス名だけでなく会社名としても使用することになりました。

支援概要

 商標「patternstorage」について専門家(弁理士)に指定役務の助言を受けて商標登録出願しました。使用する型紙データの著作権関連について専門家(弁護士)に相談し、著作権免責事項を記載した契約が必要であること等について助言をもらいました。関連する市場の潜在的な需要についてアパレル企業担当者から説明を受け、中小アパレル企業の省力化に寄与できる可能性を確信しました。

支援成果

 登録商標「patternstorage」は会社名及び提供するサービス名として周知活動に寄与しました。アパレル副資材商社の社内システムとして採用されました。また、マイクロソフト社のMicrosoft for Startupsにも採用、広島サンドボックスのD-EGGSPROJECTにも採択されました。

企業コメント

 アパレル製造業の支援システムの名称を決めた段階で商標出願の相談を行いました。新しいビジネスモデルを志向していたので、指定役務をどうするかについて助言を頂くことで無事出願でき、商標権を取得することができました。その後の受賞等で露出が増えたこともあり、早めに商標権を取得したことが事業名称、会社名の広告宣伝に役立ちました。

窓口担当者コメント

 商標権で会社名等を保護し、各方面の支援を受けることで認知レベルが更に高まり、獲得資金を新たなシステム開発に投資しています。差別化されたビジネスを構築するために知的財産権を有効に活用されている事例ではないかと考えられます。一層のシステム開発を継続し、知的財産権で保護することで市場での認知度を高めてほしいと思います。 (野瀬 伸一)

アパレル製造サポート事業の起業支援(321.9 KB)

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掲載年月日:2021年5月12日

更新年月日:2024年1月29日

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