窓口支援事例
商品化、ライセンスのための出願支援
企業情報
- 所在地
- 東京都練馬区
- ホームページ URL
- http://www.live-c.co.jp/index.html
- 設立年
- 創業検討中
- 業 種
- 卸・小売業
- 従業員数
- -
- 資本金
- -
企業紹介
様々なアイデアを企業に提供しライセンスして製品を産み出しています。特にお客様の要望に応じた様々なテーマの講演活動、お客様の強みを発見し特化した新商品や新サービスの開発を行っている企業へ提案を行っています。
(上記、ホームページはライセンス先)
相談のきっかけ
2020年コロナ禍でマスクを常用することになり、食事をするときにマスクの置き場に困ったり、予備マスクを携行するときにマスクを衛生的に保管するマスクケースが必要であることを強く感じました。そこで、マスクケースを考案し、特許庁に問い合わせたところ、知財総合支援窓口の電話番号を紹介していただき、出願の相談をしました。
支援概要
当初は、商品の上市を強く希望されていたため、模倣防止や市場での優位性の維持から知的財産の取得が必要であることをアドバイスしました。また、コロナのまん延状況から競合商品も多く出回ることが想定されること、アイデアもシンプルな構成であることから、無審査であっても早く登録番号が付与される実用新案登録の出願を勧めました。出願書類の作成を数度アドバイスした後、出願し、登録となりました(実用新案登録第3230088号)。
支援成果
実用新案登録後は、マスクケースに興味を持つ企業に、ライセンスすることができ、知財を利活用して「パチッとケ-ス」の名前でオンライン販売しています。アイデアを知的財産権として形にしたことで利活用することができました。企業の同アドバイザーとしてマスクケースの販売や改良に対するアドバイスなどを行っています。
企業コメント
出願経験のない中で、出願書類の書き方、実用新案登録請求の範囲の記載方法を丁寧にアドバイスしていただき、実用新案登録されることになった。独自では、とても出願・登録までに至らなかったので、知財相談窓口のアドバイスはとても役立った。また、実用新案の実施許諾やアドバイザーとして活動できることになり、知財をもとに創業にもつながっております。
窓口担当者コメント
木村さんは、知的財産に関する知識や経験がないなかで、アドバイスに沿って何度も原案を修正対応されていました。また、登録後は企業にライセンスしたこと、当該企業の顧問として活動しており、少しでもアドバイスが役立ったことをうれしく思います。
(久保 行幸)
商品化、ライセンスのための出願支援(547.3 KB)
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掲載年月日:2021年9月24日