窓口支援事例
地元名産品を生かした安心安全で美味しい商品開発と販売戦略支援
企業情報
- 所在地
- 愛媛県松山市
- ホームページ URL
- https://www.kamu-group.com/
- 設立年
- 2005年
- 業 種
- 製造業
- 従業員数
- 30人
- 資本金
- 300万円
企業紹介
当社は、お菓子を通じて「人の心を豊かにさせる・人と人の心を繋ぐ」をコンセプトとして、事業を行っています。創業から17年、人生に寄り添えるような街のケーキ屋を目指して、安心安全で美味しいケーキをはじめ、洋菓子やパイを販売しています。
相談のきっかけ
同社は、「パイの専門店」を新規開店し障がい者の雇用を促進したいという目標のため、同社が経営するグループ会社「三日月とカフェ」で評判のよい「アップルパイ」を上記専門店の定番商品にできるようなブランディングを検討したいとの想いから、INPIT愛媛県知財総合支援窓口へ相談がありました。
支援概要
効果的なブランディング支援のため、愛媛県よろず支援拠点と連携支援し、2022年春までの販売戦略を策定しました。販売戦略では、「アップルパイ」については他者との差別化のための販売ストーリーを検討し、季節商品については原材料に地元愛媛県産の「レモン、ブルーベリー、マロン、金太郎芋」を選定しました。更に、ブランディング支援と並行して、「三日月とカフェ」2店舗でのパイの販売状況をリサーチし、その結果をもとに商品の宣伝の仕方についても検討しました。
支援成果
「三日月とカフェ」にて季節商品として、「レモンパイ、ブルーベリーパイ、マロンパイ」を販売し、予想以上の好評を得て、「アップルパイ」とともに、各商品の売上が順調に伸びました。金太郎芋パイは今後販売を予定しています。また、EC部門を立ち上げて、リサーチの結果を参考に消費者の年齢層にあわせた宣伝の仕方を検討しています。今後はパイの専門店についてネーミングを検討していく予定です。
企業コメント
グループ会社である三日月とカフェが、コロナの影響を受け来客数が減少し、将来を考えると店内飲食だけではなく、テイクアウトで新たな売上を創出したいと考えていました。そんな折、INPIT愛媛県知財総合支援窓口を紹介いただき、パイの商品開発から販売戦略までをサポートいただき、パイも店内飲食、テイクアウト共に好評で、とても心強く感じています。
窓口担当者コメント
よろず支援拠点と連携して新商品の立案から宣伝の仕方へと支援を行い、商品化と売上の増加につながりました。今後、知的財産の取得に向けて継続して支援を行いたいと思います。
(小西 早苗)
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掲載年月日:2022年2月 7日