窓口支援事例
原田株式会社
意匠商標社内体制

知財を武器に「誇りを纏う」ブランド化

企業情報

所在地
山口県防府市
ホームページ URL
https://harada-co.com/
設立年
1984年
業 種
製造業
従業員数
75人
資本金
2,000万円

企業紹介

 当社は、1972年に軍手工場として創業し、現在はユニフォーム・安全保護具を販売しております。2018年2月からは、日本全国の中小企業を中心に、日々着用されるユニフォームを通して企業の問題解決をするという使命感を持ち、業界初となるオリジナルユニフォームに特化した「ORDER UNIFORM COMPANY(OUC)」事業を開始しました。これにより、マーケットを拡大させることができ、順調に業績を伸ばしています。

相談のきっかけ

 OUC事業において、「誇りを纏う」をキーワードとして使用していたところ、他者がホームページ上で無断使用していたことが分かり、対応についてINPIT山口県知財総合支援窓口に相談がありました。

支援概要

 同社のブランドを守るために、企業ロゴや商品名の商標登録のアドバイスとともに、ユニフォームのデザインについての意匠登録もアドバイスしました。また、同社にヒアリングするなかで、営業担当者が顧客にデザインの商談をすると、いつの間にかそのデザインが他者に使用されている、という課題も見つかったので、デザイナーが創作したデザインの著作権や職務著作制度等についての社内教育も支援しました。

支援成果

 「Wear The Pride 誇りを纏う」(商標登録第6083876号)のほか、11件の商標登録ができました。また、自社ユニフォームの特徴について意匠登録第1692334号など5件を意匠登録することができました。更に、著作権についても社内の意識向上を図ることができました。

企業コメント

 競合や模倣が多いユニフォーム業界において、知的財産権を盾に事業を守ることの重要性が今後ますます必要となってきています。今回の支援を受けて、ますますブランド力を高め、業界に新風を吹き込み、需要の拡大と業界の地位向上に努めていきたいと思います。

窓口担当者コメント

 ユニフォーム事業に「OUC」システムを導入され、知財を重視したブランド展開に素晴らしい魅力があります。今後、海外事業展開の可能性もあることから、引き続き積極的に支援したいと思います。 (小柳 正)

知財を武器に「誇りを纏う」ブランド化(99.4 KB)

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掲載年月日:2022年2月15日

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