窓口支援事例
情報管理体制の整備による社内連携強化と取引先からの信頼性の向上により受注増へ!
企業情報
- 所在地
- 北海道札幌市
- ホームページ URL
- http://www.waquo.co.jp
- 設立年
- 1970年
- 業 種
- 技術サービス業
- 従業員数
- 55人
- 資本金
- 7,000万円
企業紹介
当社は、北海道の地で初めての安全弁・調節弁・バルブ・ポンプメンテナンス専門のメンテナンス会社として1970年4月に創設されました。品質マネジメントシステムISO9001及び北海道環境マネジメントシステムスタンダードステップ2(HES2)の認証を取得するとともに、神奈川県・千葉県・岡山県に拠点を設けて、よりお客さまの近くでサービスを提供しております。
相談のきっかけ
同社がメンテナンスの効率化を図るテスト装置を開発した際、権利化(特許化)について北海道知財総合支援窓口に相談があり、最終的にはノウハウで秘匿管理するよう指導する支援を行ったことがきっかけで、自社の技術やノウハウ、営業秘密等の管理体制の支援を進めることになりました。
支援概要
同社が開発した装置の特性について、権利化(特許出願)すべき技術かノウハウとして秘匿すべき技術かの見極めを理解していただくよう指導しました。また、専門家(INPIT知的財産戦略アドバイザー)を派遣して営業秘密管理規程の必要性の指導を行い、秘密情報の管理はルール化して徹底することが重要だという原則に立ってグループ会社を含む全社従業員に共有し、社内体制の整備がなされました。
支援成果
同社が全国展開していくためには、グループ会社間で情報管理体制を整えることが重要でした。今回の支援により、全従業員に対する情報共有体制が整備され、グループ間の連携が強化されました。情報管理体制の整備により顧客からの高い信頼にもつながっており、さらなる受注増が今後も期待できます。
企業コメント
知財総合支援窓口の支援を受け、社内の情報を管理する仕組みを構築することができ、メンテナンス依頼会社の信頼を高めることができました。そして人的な意味でも企業経営に役立つ効果を実感しました。アドバイスをして下さった専門家の方も素晴らしい方達で大変感謝をしております。
窓口担当者コメント
同社は札幌本社と神奈川、千葉及び岡山に拠点を持ち、メンテナンス事業を全国展開する体系を構築しています。規程制定にグループ会社が揃って参加し管理していくことで、コンプライアンスを意識した経営が実践され業績につながることが期待できます。
(長島 洋一)
情報管理体制の整備による社内連携強化と取引先からの信頼性の向上により受注増へ!(124.5 KB)
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掲載年月日:2022年2月17日