窓口支援事例
エヌビーシー株式会社
契約・法務社内体制事業・経営

知財を経営に活用!社内一丸となって下請け脱却を目指す!

企業情報

所在地
静岡県富士宮市
ホームページ URL
https://www.nbc-corp.jp/
設立年
1994年
業 種
製造業
従業員数
34人
資本金
1,000万円

企業紹介

 当社は、大型門扉・引戸等のエクステリア製品メーカーです。長年培ったモノづくりのノウハウと電動化の経験を活かし、企画・設計・開発・製造・品質保証の一貫生産体制に加え、施工・保守・販売までを付加し、製品品質・納期・コストのみならずお客様の期待を総合品質として提供することを目指しています。

相談のきっかけ

 これまでは、大手エクステリアメーカーの下請け比率が高く、そのことが業績に直結していたこともあり、下請けからの脱却を模索されておりました。そこで、従来事業を補完出来る新たな事業の確立や、自社開発品の直販事業の強化には、社内における知財活用体制整備が必要と判断され、INPIT静岡県知財総合支援窓口による支援を開始しました。

支援概要

 直販事業においては、専門家(中小企業診断士)のもと、経営デザインシートを活用して、将来を見据えた事業計画を策定。また、併せて専門家(弁護士)を活用し、これまで精査ができていなかった他社との取引における契約も見直し、契約の重要性を認識いただきました。さらに、社内体制の整備にも着手。職務発明規程や営業秘密管理規程の整備、知財の発掘/活用体制を確立のための支援も行いました。

支援成果

 同社の社員が一丸となって、経営デザインシートを作成し、将来を見据えた事業計画を策定されました。これにより、社内が活性化。また、経営に知財を組み込む社内体制が整備された結果、自信を持って自社ブランド商品の営業活動が出来るようになり、売上も向上。直販事業では支援当初の2倍以上の売上を達成されました。

企業コメント

 事業計画の策定手法をはじめ、知財戦略や社内の知財体制、契約書を含めた交渉手法を1年かけてご支援いただいたことにより知財の全体がわかり、社員全体の知財レベルが向上しました。特に契約書の大切さに衝撃を受けました。引き続きご支援をお願いしたいです。

窓口担当者コメント

 同社の強みは、社員全員が自由闊達に意見交換出来る社風を作り上げられたことにあると思います。しかも、知財を経営に活かす体制も構築いただきました。知財の種を大きく育て、経営の力として活用いただき、益々成長されることを期待しています。 (中村 宏之)

知財を経営に活用!社内一丸となって下請け脱却を目指す!(307.0 KB)

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掲載年月日:2022年2月21日

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