窓口支援事例
熟練の職人の技術×オリーブのふるさと香川からお届けする逸品「Olive Leather」
企業情報
- 所在地
- 香川県東かがわ市
- ホームページ URL
- https://a-look.jp
- 設立年
- 1933年
- 業 種
- 製造業
- 従業員数
- 40人
- 資本金
- 3000万円
企業紹介
当社は、香川県東かがわ市に位置する革製品の製造メーカーです。1933年に創業し、主に防寒手袋を製造してきましたが、その後、バッグなどの革製品の製造にシフトしてきました。熟練の職人の手により製造工程全てを一貫して自社で行う技術力を強みに、国内外の様々な革製品ブランドのOEM製造を担ってきましたが、バブル崩壊後、OEM製造の限界を感じ、自社ブランドの開発を進めてきました。その代表的な商品が「Olive Leather」です。
相談のきっかけ
縫製用の革をオリーブオイルで加工するという誰もやったことのない手法で新たな素材「オリーブレザー」の開発に成功し、香川県産品の展示会で「オリーブレザー」の各種商品を展示されていた際、INPIT香川県知財総合支援窓口の担当者に商標権の取得の相談がありました。
支援概要
商標権取得の希望があった革製品を指定商品とした商標「Olive Leather」(商標登録第6067018号、6056157号、6292290号)、オリーブレザー専用のクリームを指定商品とした「OLIVE LEATHER CREAM」(商標登録第6129314号)の取得の支援を行いました。また、会社の屋号はブランド化において重要であるとアドバイスし、屋号「A-LOOK」(商標登録第5922854号)の取得の支援を行いました。
支援成果
自社ブランドの「Olive Leather」製品は売り上げの10%を超えるようになり、また、NHKBSプレミアムの「イッピン」(2017年8月放送)で伝統の職人芸と現代的なデザイン・機能性を備えた商品として紹介され、2019年かがわ県産品コンクールにおいて、優秀賞を獲得しました。
企業コメント
OEMから脱却し、自社のオリジナルブランドを展開していくために、知的財産権を活用することは、非常に重要であると「Olive Leather」のブランド展開に当り痛感いたしました。今後も、新しいブランドの展開を考えておりますので、同窓口に相談したいと考えています。
窓口担当者コメント
OEMから脱却し、自社ブランド商品のブランド化において知的財産を活用した事業経営は非常に有効な手法です。今回支援したブランド以外にも新たなブランドを進めておられますので、引き続き知的財産権を活用していかれることを期待しております。
(辰野 勇)
熟練の職人の技術×オリーブのふるさと香川からお届けする逸品「Olive Leather」(110.3 KB)
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掲載年月日:2022年9月14日