当社は、代表の開発力を背景とし、農業用の機械の中でも各種刃物研磨器に特化した戦略で事業を展開しています。特に、2016年に開発した研磨機は、刃物の2面を同時に研磨が可能な画期的な研磨器であることから市場の脚光を浴びています。当社は、本研磨機に関する複数の意匠権を取得し、意匠権を活用したライセンスビジネスを実践している知的財産活用企業でもあります。
ライセンスモデルに移行することにより利益を確実に確保することができるようになりました。従来は、製造原価が想定通りには下がらず赤字の状態で事業を続けていましたが、現在はライセンスフィーのみを考えるだけでよく、収益が成り立つようになりました。
本研磨器のビジネスがライセンスモデルに移行したことにより省力経営が可能になったと考えています。そのため、今後は同代表の意識が再び研究開発に向かわれ、再度大きなビジネスを掴んでいただくことができることを期待しています。
(大橋 和彦)
研磨器の意匠権を活用したライセンス支援(120.8 KB)
掲載年月日:2022年9月20日