窓口支援事例
研磨器の意匠権を活用したライセンス支援
企業情報
- 所在地
- 岡山県総社市
- ホームページ URL
- -
- 設立年
- 2013年
- 業 種
- 製造業
- 従業員数
- 1人
- 資本金
- -
企業紹介
当社は、代表の開発力を背景とし、農業用の機械の中でも各種刃物研磨器に特化した戦略で事業を展開しています。特に、2016年に開発した研磨機は、刃物の2面を同時に研磨が可能な画期的な研磨器であることから市場の脚光を浴びています。当社は、本研磨機に関する複数の意匠権を取得し、意匠権を活用したライセンスビジネスを実践している知的財産活用企業でもあります。
相談のきっかけ
最初の相談のきっかけは、30年ほど前、特許情報の先行技術検索を目的として特許情報書庫の利用に遡ります。その後、2017年より、同代表より、特許権取得コストの低減の相談を受け、意匠権の出願提案をしたのがきっかけです。
支援概要
意匠権は、物品の形状等を描いた6面図が作成できれば権利が得られること、更に産業財産権に特に精通してなくとも模倣品が発見できる等のメリットがあることを説明しました。その後も同社への支援を行い、意匠権5件(意匠登録第1676305号等)の登録、更に意匠出願1件につながっています。あわせて意匠権を活用したライセンスモデルを紹介し、専門家(妹尾直人弁護士)及び岡山県よろず支援拠点から、意匠権通常実施許諾契約書及び基本取引契約書の作成支援を行いました。
支援成果
意匠権5件の取得と契約書等の支援により、同社は大手の卸業者と意匠権通常実施権許諾契約を締結することができました。現在は、卸業者が製造・販売を担当することとなり、ライセンスモデルに移行しています。その為、同社は従来悩まされていた受発注業務や在庫管理等の管理業務から解放され、代表一人で企業経営をすることができるようになりました。
企業コメント
ライセンスモデルに移行することにより利益を確実に確保することができるようになりました。従来は、製造原価が想定通りには下がらず赤字の状態で事業を続けていましたが、現在はライセンスフィーのみを考えるだけでよく、収益が成り立つようになりました。
窓口担当者コメント
本研磨器のビジネスがライセンスモデルに移行したことにより省力経営が可能になったと考えています。そのため、今後は同代表の意識が再び研究開発に向かわれ、再度大きなビジネスを掴んでいただくことができることを期待しています。
(大橋 和彦)
研磨器の意匠権を活用したライセンス支援(120.8 KB)
このページを印刷する
掲載年月日:2022年9月20日