窓口支援事例
株式会社今井恵みの里
商標デザインブランド

支援機関連携による新感覚スイーツの商品化及びブランド化の支援

企業情報

所在地
長野県松本市
ホームページ URL
https://www.imai-megumi.com/
設立年
2009年
業 種
卸・小売業
従業員数
35人
資本金
360万円

企業紹介

 当社は、松本市で最大の農業地帯である今井地区で、道の駅「今井恵みの里」を運営しています。
「地産地消」「獲れたてそのまま」を基本コンセプトに地元で生産された新鮮な野菜、果実、特産物、土産品等を消費者の皆さんに提供すると共に、野菜・果実を活用した農産加工施設、地元農産物を素材とした料理やソバ打ちの見学のできる食堂施設を併設して、“旬”をお届けしています。

相談のきっかけ

 同社は新たに導入した高機能冷凍設備を用いて、松本地域で収穫された規格外の果実・野菜を有効利用したフローズンデザートの新商品を開発されました。その新商品のブランド化・商標登録を図りたいとのご希望で、INPIT長野県知財総合支援窓口へ相談を寄せられました。

支援概要

 商品化にあたっては、かねてより当窓口と連携支援実績のある長野県地域資源製品開発支援センターや松本ものづくり産業支援センター(以下、「支援機関」)の支援を受けて、商品ストーリー、ネーミング、パッケージデザインを検討。当窓口は、ブランドコンセプトに基づく複数の商品名候補について助言するとともに、最終決定した「もぎっと!キュン」および今後の「もぎっと!」シリーズの商品展開も見据えた「もぎっと!」の出願から権利化まで一連の支援を行いました。

支援成果

 支援機関のサポートによりポップなデザインに仕上がった新商品「もぎっと!キュン」をプレスリリースし、新聞・TV等を通して効果的なPRを行ったところ、発売直後から売り上げが好調です。一方、2件の商標はファストトラック審査を受けて、何れも約5ヶ月後に登録(第6650353号、第6650354号)され、早期に新商品のネーミングの保護が図られました。

企業コメント

 支援機関とINPIT長野県知財総合支援窓口の支援を受けながら、松本地域の美味しい農産物だからこそ商品化できた新感覚スイーツ「もぎっと!キュン」ですが、多くのお客様に支持されて、外部売り場を増設するなど、予想以上の売り上げを達成できました。

窓口担当者コメント

 知的財産権は、自社ブランドの保護や、顧客に対する信用度を高める上で、大きな武器になります。同社の新商品は食品ロスを削減するというコンセプトとユニークなネーミングが顧客の共感を呼び、今後の更なる売り上げ拡大が期待されます。 (小沢 益也)

支援機関連携による新感覚スイーツの商品化及びブランド化の支援(144.0 KB)

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掲載年月日:2023年3月16日

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