他にはないもの、オンリーワンで人を喜ばせたいというのが代表の奥村氏の願いです。奥村氏の発明はいろいろあり、枯れない竹笹の技術はその一つです。竹笹は刈り取って数時間で枯れてしまいますが、戎さんで配られる竹笹は青々としています。奥村氏の技術が施されているからです。他にも折れることがない薄い杉で作られたファイルや名刺等々、どれも創意と工夫に満ちています。
オンリーワンの技術で驚きとともに人を楽しませたい、そのように思いながら、いつもアイデアを練っています。アイデアができても、それを守る方法は別に考えなくてはなりません。創意と工夫を守る方法について、INPIT和歌山県知財総合支援窓口からいつも助言を頂戴し、とても助かっています。
大弥工芸さんは、創意と工夫に満ちた企業です。次はどんな商品を開発するのか、そう思わずにいられない「わくわく感」があります。すばらしいアイデアを知財で守るため、少しでもお手伝いができたのであれば、窓口冥利に尽きます。
(杉浦 達昌)
オンリーワンのアイデアを知財で守る(103.0 KB)
掲載年月日:2023年3月24日