窓口支援事例
大弥工芸
意匠商標

オンリーワンのアイデアを知財で守る

企業情報

所在地
和歌山県橋本市
ホームページ URL
https://hashimoto-tourism.com/shop/daiyakougei/
設立年
1976年
業 種
製造業
従業員数
6人
資本金
1,200万円

企業紹介

 他にはないもの、オンリーワンで人を喜ばせたいというのが代表の奥村氏の願いです。奥村氏の発明はいろいろあり、枯れない竹笹の技術はその一つです。竹笹は刈り取って数時間で枯れてしまいますが、戎さんで配られる竹笹は青々としています。奥村氏の技術が施されているからです。他にも折れることがない薄い杉で作られたファイルや名刺等々、どれも創意と工夫に満ちています。

相談のきっかけ

 だれもが手に取ってみたくなるような河原に落ちている石をイメージした積み木を創ったので、見てほしいというのが相談のきっかけでした。どこをとっても丸い手触りのよい積み木で、面取りをした積み木はあるが、これだけなだらかに丸い積み木はないので、この技術を知財で守る方法についてのご支援することとなりました。

支援概要

 通常の面取り加工ではどうしても角ができますが、この積み木はどこをとっても丸みを帯びています。製法と製法装置に係る特許出願に対しては、技術は開示したくないというお考えから積み木ブランド戦略として商標登録の他、その形状自体を保護することが可能な意匠登録を支援させていただきました。

支援成果

 丸みを帯びた積み木の形状を意匠登録することができました。また、地方公共団体からの大口の発注を受けることができ、売上の向上につながりました。今後の競争入札においては、意匠権を保有していることが大きな武器になるものと期待しています。

企業コメント

 オンリーワンの技術で驚きとともに人を楽しませたい、そのように思いながら、いつもアイデアを練っています。アイデアができても、それを守る方法は別に考えなくてはなりません。創意と工夫を守る方法について、INPIT和歌山県知財総合支援窓口からいつも助言を頂戴し、とても助かっています。

窓口担当者コメント

 大弥工芸さんは、創意と工夫に満ちた企業です。次はどんな商品を開発するのか、そう思わずにいられない「わくわく感」があります。すばらしいアイデアを知財で守るため、少しでもお手伝いができたのであれば、窓口冥利に尽きます。  (杉浦 達昌)

オンリーワンのアイデアを知財で守る(103.0 KB)

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掲載年月日:2023年3月24日

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