窓口支援事例
初の商品開発!模倣品対策とブランド化支援
企業情報
- 所在地
- 福井県福井市
- ホームページ URL
- https://teramotoseikou.jp
- 設立年
- 2005年
- 業 種
- 製造業
- 従業員数
- 7人
- 資本金
- 1,000万円
企業紹介
当社では、摺動(しゅうどう)ユニット品のアッセンブリーを得意とし、角物・丸物・フライス加工から放電加工まで、産業機械部品を多数個から小ロットまで加工でき、幅広い対応力でお客様のニーズにお応えしています。
相談のきっかけ
同社の強みを生かした商品開発(植木鉢)を進める中で、よろず支援拠点の支援を受け、同拠点の西山雅彦サブチーフコーディネータから、「知的財産権の保護が必要」とINPIT福井県知財総合支援窓口への相談を勧めて頂き、よろず支援拠点と連携しての支援が始まりました。
支援概要
開発中のアルミ製「高級観葉植物(アガベ)用植木鉢」についての概要をヒアリングし、特許、意匠、商標についての説明や先行調査等のアドバイスを行いました。
相談を受ける前にYouTubeで当該「鉢」を公開しているとのことで、新規性喪失の例外規定を含めて弁理士を活用して支援を行いました。
支援成果
植木鉢の形状の意匠(意匠1741473号)及び「Algente」(商標6682291号)を取得できました。意匠権を取得したことによる「高精度で加工した付加価値の高い植木鉢」の模倣品対策と、「Algente(アルジャンテ)」商標活用によるブランド化が可能になりました。現在、福井市内の園芸店で、大・中2サイズの商品の販売を行っており、Webでの販売も開始されました。
企業コメント
会社として初の商品開発から販売に向けての取り組みで、デザインやブランド戦略、特許取得の重要性を勉強させて頂き、ありがとうございました。
これからも、新商品開発や既存事業の方でも参考にし、役立てていきたいと思います。
窓口担当者コメント
人口減少化で産業がシュリンクする経済の中、生き残るためには、付加価値の高いニッチ市場商品開発が必要となります。「知恵」を活用した、更なる関連商品開発で同社の業容拡大を祈念いたします。
(河村 光)
初の商品開発!模倣品対策とブランド化支援(212.0 KB)
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掲載年月日:2023年8月30日
更新年月日:2024年2月19日