窓口支援事例
いぶすき農協観葉植物部会
商標ブランド事業・経営

「みどりに恋を」観葉植物ブランド力向上の事業戦略支援

企業情報

所在地
鹿児島県指宿市
ホームページ URL
https://Ibusuki-kanyo.com/ja-ibusuki-kanyou/
設立年
1983年
業 種
農林水産業
従業員数
47人
資本金
-

企業紹介

 温泉で有名な指宿では戦後間もなく、温泉熱を利用して観葉植物の栽培・販売が70年ほど前から始まりました。しかし、生産地としての知名度は低く、加えて単価の低迷や輸送コストの高騰など産地として厳しい状況にあり産地として衰退傾向にありました。そこで1983年6月観葉植物栽培農家の50戸が集まり、いぶすき農協観葉植物部会を発足しました。

相談のきっかけ

 指宿市の観光業と連携を図りながら「観葉の町指宿」を多くの方に知ってもらうためにいぶすき農協観葉植物部会、鹿児島県、指宿市、観光協会で構成される「観葉のまち指宿協議会」が2020年3月に設立されました。その後、同協議会では産地の認知度向上やブランド力向上のため、2021年10月に事業戦略についてINPIT鹿児島県知財総合支援窓口に相談があり支援が始まりました。

支援概要

 関連機関と連携して「みどりに恋を」キャッチフレーズに、統一ロゴマークを決めて商標登録を行い、販路開拓や知名度向上に向けて専門家を派遣して取組みを行いました。この間、SWOT分析やロードマップ作成支援、産地の強みや弱みを認識した事業戦略の検討、WEBサイト開設への支援も行いました。

支援成果

 300種類に及ぶ観葉植物の管理方法についてはQRコードを活用して周知を図り、県内外でのイベントや販売促進事業も数多く実施しました。その結果、前年比30%増の売り上げを達成しました。

企業コメント

 統一ロゴマークを決めて商標登録を行ったことで観葉植物部会内に一体感が生まれ、販路開拓向けた取り組みがスムーズなり、イベント開催や販売促進事業も好調でした。商標登録したことで、安心して営業・広報・宣伝ができました。

窓口担当者コメント

 関連機関や観葉植物部会の連携もスムーズで、商標出願を行い無事登録になりました。統一ブランドができたことで、部会内でブランド意識による一体感が生まれ、マスコミでも紹介され販売促進事業の実施も順調で売り上げを伸ばすことができました。 (新村 孝善)

「みどりに恋を」観葉植物ブランド力向上の事業戦略支援(137.5 KB)

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掲載年月日:2023年9月25日

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