温泉で有名な指宿では戦後間もなく、温泉熱を利用して観葉植物の栽培・販売が70年ほど前から始まりました。しかし、生産地としての知名度は低く、加えて単価の低迷や輸送コストの高騰など産地として厳しい状況にあり産地として衰退傾向にありました。そこで1983年6月観葉植物栽培農家の50戸が集まり、いぶすき農協観葉植物部会を発足しました。
統一ロゴマークを決めて商標登録を行ったことで観葉植物部会内に一体感が生まれ、販路開拓向けた取り組みがスムーズなり、イベント開催や販売促進事業も好調でした。商標登録したことで、安心して営業・広報・宣伝ができました。
関連機関や観葉植物部会の連携もスムーズで、商標出願を行い無事登録になりました。統一ブランドができたことで、部会内でブランド意識による一体感が生まれ、マスコミでも紹介され販売促進事業の実施も順調で売り上げを伸ばすことができました。
(新村 孝善)
「みどりに恋を」観葉植物ブランド力向上の事業戦略支援(137.5 KB)
掲載年月日:2023年9月25日