窓口支援事例
地域活性化に向けたコラボプロジェクト「道後湯の山舎」の事業化支援
企業情報
- 所在地
- 愛媛県松山市
- ホームページ URL
- https://www.instagram.com/toridorimidori.garden/
- 設立年
- 2022年
- 業 種
- 農業・製造業
- 従業員数
- 2人
- 資本金
- 100万円
企業紹介
当社は、多肉植物の育成・卸、造園業、緑の相談などを行うとともにインテリアグリーン雑貨の小売りもしています。
「小さな緑により、癒しを与えたい。」をコンセプトとして、当社の近隣の三線工房 太陽家(北村親雄氏)、不二工房(陶工 松尾幸弘氏)との三者で「道後近辺の草木、陶器の器、木の台の組み合わせを「遊栽」と名付け、オブジェの新しい形を追求し、地域ならではの新たなブランド産品として育てていく。」コラボプロジェクト、「道後湯の山舎」を立ち上げました。
相談のきっかけ
同社は愛媛県よろず支援拠点にてブランド産品の作り方の支援を受ける中で、商品に道後地域に関する名前をつけたいと考えられました。そこで、愛媛県よろず支援拠点の藤本秀夫コーディネーターから商標出願、権利化の可能性等についてINPIT愛媛県知財総合支援窓口に連携支援の依頼がありました。
支援概要
まず、愛媛県よろず支援拠点と連携し、道後湯の山舎のブランド形成のために、三者で共有する商品コンセプト資料と道後湯の山舎の活動規則などの作成を提案・支援しました。その中で、競合商品との比較による自社商品の強み発掘とそのアピールの重要性について支援しました。
次に、道後湯の山舎のプロジェクト名と商品名称についてJ-PlatPatでの調査方法の支援を行い、専門家(相原 正弁理士)を活用して商品名候補を絞り込み、商標「遊栽」の出願及び早期の権利化を支援し、登録されました(商標登録第6751100号)。
支援成果
遊栽の商品コンセプトをまとめた道後湯の山舎のパンフレットと活動規則を作成し、遊栽を上市しました。現在は、松山商工会議所が開催している松山ブランド新製品コンテスト「NEXT ONE」へのエントリー、地元経済誌からの取材要請等、販促活動を展開しています。
企業コメント
愛媛県よろず支援拠点と連携して、コラボプロジェクトの立上げ、商品企画、商標出願とブランディング、販促活動へのブランド活用方法などの支援を受け、商品の上市に至りました。
「小さな緑により、癒しを与えたい。」をコンセプトとして、遊裁を地域ブランドに成長をさせ、地域のつながりを大切にしつつ地域活性化に貢献していきたいと思います。
窓口担当者コメント
愛媛県よろず支援拠点や専門家と連携して、知的財産の側面から地域活性化に貢献する地域ブランドとなるように支援を継続していきたいと思います。
(堀田 雄二)
地域活性化に向けたコラボプロジェクト「道後湯の山舎」の事業化支援(129.6 KB)
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掲載年月日:2023年11月13日