窓口支援事例
福田有機ファーム
商標デザインブランド

高タンパク小麦を用いたうどんのブランディング

企業情報

所在地
群馬県高崎市
ホームページ URL
https://ashidaconsultantfu.wixsite.com/fukudafarm
設立年
2007年
業 種
農林水産業
従業員数
5人
資本金
800万円

企業紹介

 当ファームは、小麦粉の機能性(高タンパク、硝酸値の低減)を追求し、安心・安全な農産物の提供に全力で取り組んでおります。独自の有機肥料と、酵素・微生物を活用した小麦栽培を実践しており、有機小麦は国内トップクラスのタンパク質含有量を誇っています。

相談のきっかけ

 福田有機ファームのうどんは、健康意識の高い消費者をターゲットに開発されたうどんです。高タンパク・低糖質で、アミノ酸の甘みを感じられるブランドうどんとして売り出したいということで、INPIT群馬県知財総合支援窓口を訪問されました。

支援概要

 まるで蕎麦のような黒い見た目の「黒うどんジェンヌ」と、のど越しのよい「白うどんシルク」。当窓口では、2種類のうどんの商標出願を支援しました(商標登録6597345号)。また、紹介した“高崎市ブランド商品開発事業補助金“を活用することで、ロゴデザインとパッケージデザインを一新しました。

支援成果

 都市部の高級健康食品店や地元ブランド発信拠点、インターネット等で販売され、小麦の味が強くておいしいと、リピーターも多く、売れ行き好調です。

企業コメント

 「黒うどんジェンヌ」、「白うどんシルク」は、ネーミング・パッケージ・販売場所等、総合的なブランディング戦略が功を奏し、順調に売上げを伸ばしています。日本一の高タンパク小麦を作ることを目標に、今後も付加価値の高い商品を開発していきます。

窓口担当者コメント

 同社の農法は、有機農業の取組事例として、農林水産省の「みどりの食料システム戦略」に取り上げられています。独自農法による小麦の価値を伝えることで、高級健康食品店での取扱いにつながったと思います。
手間暇かけて良いものを作っても、ブランド戦略がないため儲けにつながらない農家は多いです。当窓口ではブランディングの支援も行っておりますので、是非ご活用ください。 (浅川 陽子)

高タンパク小麦を用いたうどんのブランディング(130.1 KB)

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掲載年月日:2023年11月28日

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