窓口支援事例
キャラクター商品模倣品対策・絵本出版支援
企業情報
- 所在地
- 埼玉県さいたま市
- ホームページ URL
- https://www.handy-dp.com/
- 設立年
- 2020年
- 業 種
- その他サービス業
- 従業員数
- 1人
- 資本金
- -
企業紹介
当社は、デザインができることを最大限に考え、新しいスタートを切るためのお手伝いをします。ロゴ・名刺など開業時に必要なもの、その後の販促活動に必要なツールデザインなど、ニーズに合わせてご提案します。コロナ禍に、皆さんを笑顔にしたいという思いから「パンダのどすん」が生まれました。のんびりした癒し系パンダ「どすん」の絵本やグッズ、LINEスタンプの販売もしています。
相談のきっかけ
同社から「パンダのどすん」関連商品の模倣品対策について、INPIT埼玉県知財総合支援窓口でご相談を受けたのがきっかけです。支援開始後、絵本「パンダのどすん ボクのおきにいり」がスプリングインク株式会社主催第7回絵本出版賞優秀賞を受賞し出版されることになったため、出版契約についても支援しました。
支援概要
模倣品対策について、商標権と著作権とで保護することを助言しました。商標権としては「パンダのどすん」の文字商標及び図形商標について出願、ファストトラック審査、登録料のオンライン納付を支援しました(商標登録第6622222号、商標登録第6622223号)。個別のイラストは著作権で保護できることを解説しました。出版契約では、窓口専門家(辻本恵太弁護士)の助言もいただき、契約書案検討当初から締結まで支援しました。
支援成果
商標権と著作権との相違点、効力範囲を理解され、商標権については「パンダのどすん」グッズの商品展開を展望した権利内容となりました。出版契約を締結し、2022年5月に株式会社みらいパブリッシングから「パンダのどすん ボクのおきにいり」が発売されました。以降、「パンダのどすん」は商品の販売、「パンダのどすん展 - 絵本原画展」の開催など、活動範囲を広げています。
企業コメント
INPIT埼玉県知財総合支援窓口では、商標登録について一から丁寧にご説明いただき、不明点なども、あらゆるケースを想定し、お答えいただきました。出版契約に関してもサポートいただけたことは大変心強かったです。このような機関があることを他に紹介していきたいと思います。
窓口担当者コメント
「パンダのどすん」は続々と販売アイテムが増えており、相談者は小児科医院・病院、幼稚園や学校、児童支援施設などへの絵本寄贈など社会貢献活動もされています。お客様に末永く愛されるキャラクターとしてhandyを盛り上げてくれることを願っています。
(清水聡子)
キャラクター商品模倣品対策・絵本出版支援(109.8 KB)
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掲載年月日:2024年4月 9日
更新年月日:2024年8月27日