知財総合支援窓口 知財ポータル特許庁INPIT
文字サイズ
閉じる
特許庁INPIT
窓口支援事例
株式会社アキハマ・ブレーンズ・コミュニティー
著作権その他

著作物利用許諾契約とSDGs事業支援

企業情報

所在地
千葉県松戸市
ホームページ URL
https://akihama-net.com
設立年
1996年
業 種
その他サービス業
従業員数
5人
資本金
2,000万円

企業紹介

 当社は1996年設立以来、PR・広報プロモーションを通じて28年の実績があります。また、千葉県において自治体や地元企業のPR・広報の課題解決に取り組むことを経営信条として、地元に愛され・なくてはならない健全な経営を目指しています。SDGs(持続可能な開発目標)にも積極的に取り組み、2022年には千葉県「ちばSDGsパートナー企業」に登録(No.1453)されました。近年ではSDGs支援を「企業のカタチ」にするために地元松戸市の福祉施設に原画制作を依頼し「企業のシンボルマーク」を完成させました。

相談のきっかけ

 INPIT千葉県知財総合支援窓口では同社に対して数年来支援を行っており、同社から
①福祉施設利用者が描く図柄を利用する場合の著作物利用における著作権の法的課題、及び二次的著作物の権利に関する相談
②「令和6年度鎌ヶ谷市コミュニティビジネス事業・ベンチャービジネス事業補助金」に関する相談
を受けたことがきっかけです。

支援概要

 福祉施設利用者が描いた図柄の著作物利用許諾契約書締結の支援を行うとともに、その図柄を元に二次的著作物に昇華させることで、SDGs事業を具現化させる支援を行いました。特に、松戸新田天満宮の御朱印の制作においては、施設利用者が作画した図柄を利用するため、著作権の課題に関して従来から同社を担当していた支援担当者や、契約及び著作権に詳しい支援担当者と連携して支援を行いました。
 また、「鎌ヶ谷市コミュニティビジネス事業・ベンチャービジネス事業補助金」に応募するためのプレゼン資料作成の支援を行いました。

支援成果

 松戸新田天満宮の御朱印については、令和6年9月9日に御朱印4種類の頒布を開始し、福祉施設に著作物利用料を支払うことが可能となりました。また、「令和6年度鎌ケ谷市コミュニティビジネス事業・ベンチャービジネス事業補助金」に採択されたほか、「祝松戸市人口50万人到達」冠事業にも決定されました。

企業コメント

 福祉施設利用者が描いた図柄を元に、当社で二次的著作物(色付け等)を制作し「金銭的価値あるモノに昇華」することで、福祉施設利用者に自信と希望を与えることができました。以前よりSDGs支援をカタチにするため地元松戸市の福祉施設に、当社のプロジェクトシンボルマークの原画制作を依頼、魅力的なマークが完成しました。これからも地元企業のSDGs支援のPRにおいても積極的に取り組んでまいります。私たちチーム(当社)のモットーは「未来への想いをカタチに。あなたとともに、創ります。」です。この場を借りて、同窓口に感謝いたします。今後とも継続して御支援をよろしくお願いいたします。

窓口担当者コメント

 同社との御縁は以前からあり、数年前から積極的な企業訪問による知財支援を始め、今回は上記のような支援を行いました。内容が多岐にわたる案件でしたので、複数の支援担当者で連携し、支援先の良い部分を最大限引き出すことができました。そして、何より特筆すべきは支援先の高安社長の企画力と地域密着型事業展開、情熱力が課題の突破力となりました。支援のかいあり、二次的著作物の御朱印制作販売や鎌ヶ谷市からの補助金交付につながりました。 (加藤 斉)

著作物利用許諾契約とSDGs事業支援(293.9 KB)

このページを印刷する

掲載年月日:2025年1月21日

トップに戻る
  • 特許庁
  • 経済産業省
  • 独立行政法人
  • 知的財産相談・支援ポータルサイト
  • よろず支援拠点
S