窓口支援事例
新たな身飾品毬玉の商品リリース
企業情報
- 所在地
- 和歌山県和歌山市
- ホームページ URL
-
https://www.instagram.com/3yui_temari.ig
- 設立年
- 2022年
- 業 種
- 生活関連・娯楽業
- 従業員数
- 1人
- 資本金
- -
企業紹介
小さい頃から祖母の傍で紀州手毬に親しんで参りました。綺麗と思う瞬間を大切に感性を磨かせていただきました。全くこれまでなかった身飾品を開発して世に問わせていただいております。それが「毬玉」です。地域が受け継ぐ伝統を胸に新たな形に挑戦させていただいております。祖母との絆と地域伝統への畏敬をもって創作活動に邁進させていただいております。
相談のきっかけ
INPIT和歌山県知財総合支援窓口を訪問いただいて、作製した根付、ヘアピン(七五三用)、マグネットを直接拝見したのが相談の始まりでした。紀州手毬の技術が活用されていると聞いて、商品が小さいことに非常に驚きました。紀州手毬のサイズ感と当窓口のイメージが合わなかったことを強く憶えております。ブローチ、イアリングにも挑戦するとのご希望を持たれていたことが思い起こされます。
支援概要
相談者が活用できる知的財産権について、基礎から解説し、理解を深めていただいた上で、毬玉(商標登録第6474528号)の商標権取得、ノウハウ管理についての助言をさせていただきました。専門家の助言を通して商標登録に至っており、商品作製方法は商品の強みの源泉であるために、しっかり管理されることを支援させていただきました。
これらと並行する形でよろず支援拠点に連携を依頼し、商品プロデュースに関わる支援もさせていただきました。商品価格の設定、展示会出展のディスプレイ、個展開催テーマ選択等多岐にわたる支援で連携させていただきました。当窓口として力を注がせていただいたのはプレミア和歌山登録への支援であり、周知を獲得するために何よりも認定されることに注力させていただきました。
支援成果
専門家を交えた商標権取得、プレミア和歌山認定登録、よろず支援拠点との連携における商品開発、展示会出品、個展開催、及び「JALとっておきの逸品」登録を通じてのブランディングとマーケティング支援により、商品販売と利益を増やされております。現在は生活雑貨を扱う大手通信販売会社とのビジネスを通じて販路拡大が進められており、今秋には富裕層向け商品をリリースすることも確定しております。
企業コメント
同窓口に相談したことで商標登録に関わる支援をいただきました。ひとつひとつの取り組みが大きな学びとなりました。よろず支援拠点とともにご支援いただく機会を設けていただいたことも事業上多いに役立ちました。皆さまも是非相談されることをお勧めいたします。
窓口担当者コメント
ひとつひとつ進んでこられて、道筋を振り返る登山者がごとく、大きな感慨をもって思いをはせさせていただいております。よろず支援拠点様とともに多くのご相談を受けてそれに応えさせていただいたことが当窓口の財産です。苦しいときや、チャンスのときに頑張る気持ちとなっていただけるよう、今後も支援者に対応させていただきます。
(湯川 正晃)
新たな身飾品毬玉の商品リリース(135.7 KB)
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掲載年月日:2025年8月14日