窓口支援事例
新商品カレンダー台紙のシリーズ化及びブランド化
企業情報
- 所在地
- 栃木県栃木市
- ホームページ URL
-
https://www.instagram.com/raitokobo/
- 設立年
- 1962年
- 業 種
- 製造業
- 従業員数
- 3人
- 資本金
- 800万円
企業紹介
当社は、オフセット印刷を主体とした印刷会社です。長年培ってきたノウハウを基に多種多様な印刷物を手掛けております。また、小ロット多品種化に伴い、オンデマンド印刷機を導入し、お客様の細やかなニーズにこたえることができる体制を整えております。さらに、自社ブランド製品(各種カレンダー、スタンドアート作品集、壁掛け作品集等)の開発にも力を入れています。
相談のきっかけ
INPIT栃木県知財総合支援窓口による最後の支援から2年が経過していたため、新しい担当者が担当者交代の御挨拶を兼ねて連絡しました。その後、「以前に出願した特許の改良版を出願したい」との連絡を受け、特許出願の支援をきっかけに、起立台紙及び壁掛け用台紙のシリーズ化及びブランド化として、特許及び商標出願の支援が始まりました。
支援概要
以下3件の特許出願について支援しました。1件目の起立台紙の改良については、確認したところ、先の出願から1年以内であるため国内優先主張が可能であり、改良内容が多数あり実施例と請求項が不一致であること、実施例と請求項の用語が統一されていないこと、請求項がマルチマルチクレームとなっていることから、専門家(藤掛宗則弁理士)を活用しながら検討を進めました。2件目については、壁掛け用台紙の改良について、新たな特許出願として支援するとともに意匠出願についても支援を行いました。3件目は基本の台紙構造が異なる起立台紙の改良出願について支援しました。また、今回の商品についてブランド化するため、2件の商標登録出願も支援しました。
支援成果
自社製品の開発にあたり、1件目の起立台紙、2件目の壁掛け用台紙においては試作トライして確認しながら出願しましたが、その後、1件目を量産トライすることにより、1件目の不具合として、部品点数、製作工程を見直すことで新たな改良点があることが分かったため、3件目の特許出願を支援することになりました。これにより、起立台紙3種類と壁掛け用台紙2種類の製品としてシリーズ化することができました。結果的に特許権3件、並びに、意匠権1件、商標権2件の出願支援により、起立台紙及び壁掛け用台紙のブランド化の推進に寄与することができました。
企業コメント
当社は、自社製品の開発に注力していますが、アイディア、試作、製品化、商品化などのステップごとに製造工程の簡易化を模索しています。製造と販売(品質と価格)は表裏であり、完成品の販売と部材の販売を視野に入れています。無駄な要素を削ってシンプルな製品を作れるような部材の開発を心掛け、同業社に部材を提供して、既存の技術で作れる新商品の普及を目指したいと考えています。
窓口担当者コメント
同社は、自社開発に対し積極的に取り組んでおり、知的財産についても豊富な経験があることから、自社で出願することができ、小規模企業の料金減免制度、地方自治体の補助金制度などを活用しています。知的財産を企業経営に生かすことができるように今後も支援していきたいと思います。
(武田 元雄)
新商品カレンダー台紙のシリーズ化及びブランド化(178.4 KB)
このページを印刷する
掲載年月日:2026年2月18日